◇ 男と女は、考え方や感じ方が
そもそも大きく違う。
同じ人間でありながら、
なぜこのように大きな違いがあるのだろうか。
あなたは、そんなことを真剣に
考えたことが今まであるだろうか?
今回は、シリーズで
その真相に迫って見ようと思う。
ここで突拍子のない提案ではあるが
「そもそも、男は火星人で、女は金星人だった」
と、このように想像してみて欲しい。
では、はじめてみることにする。
◇ 遠い昔のある日、火星人たちは
望遠鏡をのぞいているうちに
偶然にも金星人を発見した。
彼らは、そのはじめて見る
「異星人」の魅力にひと目でとりつかれ、
ただちに宇宙船に乗って金星へと飛んだ。
金星人たちは、両手を広げて
彼らを大歓迎してくれた。
そして「異星人」とのあいだに恋いが生まれた。
ロマンチックなお話である。
始めの数ヶ月は、
お互いのことについて学びあった。
お互いの好みや行動パターン、
要求することの違いなどを探り、
充分に理解し合うことができた。
そして、深い愛情と相手を敬う心に
支えられて仲つつまじい生活が始まった。
やがて、彼らは一大決心をして
地球に移住することを決めた。
ところが、地球の環境と雰囲気の中に
溶け込んでいくうちに、
しだいに大切なことを
忘れがちになっていった。
そして、ついにある朝、
彼らは目覚めると同時に
不覚にも完璧な「記憶喪失」に
陥ってしまったのである。
火星人も金星人も、お互いが
それぞれ異なった星から
やってきた身であることと、
それゆえに双方の間に根本的な違いが
あることをすっかり忘れてしまったのだ。
金星で学んだことは、
すべて彼らの記憶から消え失せてしまった。
その日から、男と女の闘いが始まり、
今日に至っているのである。
なるほど、そういうことだったのか。
◇ なぜ「女の当たり前」が
男には通じないのか。
それは、お互いが根本的にまったく異なった
「人種」であることを心得ていないからである。
男と女は同じ地球上の人間ではない。
彼らは 異星人なのである………?!
男女がそのことを認識して、
それぞれお互いの違いを心得て、
尊重し合えるようになれば、
二人の間のトラブルはたちまち
減っていくはずである。
そもそも、
男が火星人で、女は金星人だった
ことを思い出せば、
すべての問題は必ず氷解するのである。
つづく
今日一日の人生を大切に!
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