商品に新しい価値を吹き込む ④ vol.245

 

「情報デザイン」という言葉がある。

     DMやPOPの文言を変えるのも、

     情報をデザインするということになる。

 

この「情報デザイン」により、

相手の脳に入力される刺激が変わり、

反応が変わるようになる。

 

 
<味噌の販売例> 
                          
       赤だし          179円     
A   合わせ          168円   
      なすのお味噌汁  179円  
 
                 ↓
                 ↓

       期待しないで買ったら
B    あまりに美味しかったから 
       また買いにきました。(お客さまより)

 

 
たとえば、 Aの掲示からBに変えることにより 

179%に売上げが伸びた。

 

掲示する情報を変えた途端に

売上げが上昇することがわかる。

 

 
<コーヒー豆の販売例>             
 
     「モカ」の独特な香りと       
       高級種「トラジャ」の上質な    
A   コクを合わせた贅沢なブレンド      
  コーヒー。
  中煎りですが、酸味はあまりありません。
  創業当時から人気の高いブレンドです。

                 ↓
                 ↓

B    福山雅治に抱きしめられている、
       そんなコーヒーです。

 
Bの文書のほうが圧倒的に量が少ない。

しかも、実際にはどんなコーヒーなのか、

まったく説明にもなっていない。

 

しかし実際には、

Bの方が圧倒的に売れた。

 

Bのコピーはきわめて情緒的なメッセージで、

購入者がすべて福山雅治ファンであるわけではなく、

 

「妻が福山ファンだから」と購入した男性や

「福山雅治ではなくて佐藤浩市なら買うのに」

 

と言いながら購入した主婦もいたという。

 

これは、消費者がきわめて

情緒的な情報 にも動機づけられる、

あるいは購入決定の際に影響を受ける

ことを示している。                 

                                        つづく

 

<今日の名言>

君、時というものは、

それぞれの人間によって、

それぞれの速さで走るものなのだよ  
         シェイクスピア
 
*時間というものは、
人によって早さに違いがあるようです。

今日一日の人生を大切に!

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