音声付きの体重計     vol.221

 

◇ 日本漢字能力検定協会は

    面白い変換ミスの事例を公募し、

    コンテストを催しています。

 

   その優秀作品を今日はひとつご紹介。

 

  正しい変換   
「うまくいかない画像サイズになった。」

       ↓

変換ミス    
 「馬喰い家内が象サイズになった。」

 

まあ~こんなことも

ありえないこともないですね。

 

しかしここまでいくとまさに芸術作品です。

 

トンビの知人である教養人が、

「トンビ博士」のことを「ゾンビ博士」

 言っていましたが、

 

まあ~これもなかなかユニークです。

 

◇ 話は変わりますが、

    最近「体重計」がよく売れているそうです。

 

 特に体脂肪計がついているヤツに

   人気が集中しているそうです。

 

健康意識が高まってきたということですが、

中には声でいろいろなアドバイスをしてくれる

最新型の体重計もあるそうです。

 

例えば、

 

「体重が徐々に増えています。

                        お気をつけください」

 

というように。

 

ある婦人がさっそく買い求め、

ドキドキしながら体重計に乗りました。

 

体重計が告げました。

 

 「一人ずつ乗ってください!」

 

その婦人は大変ショックを受けたそうです。 

 

まさか象さんが乗ったわけではないのですから・・・・

 

体重計に2本足か4本足かを

判別するセンサーが必要です。

 

<今日の名言>

 

冬陽(ふゆび)は

郵便受のなかへまで射しこむ。

路上のどんな小さな石粒も

ひとつひとつ影を持っていて、

見ていると、

それがみんなエジプトのミラミッドのような

巨大な悲しみを浮かべている。

 

       梶井基次郎 「檸檬・冬の日」

 

*鋭利な刃物のように研ぎ澄まされた感性が、

  彼にはあります。

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