◇ 仕事を通じて今までのやり方を
大きく変えたりとか変革を
起こそうとすると、
その変化の大きさに応じた逆風が必ず吹く。
正しい戦略を論理的に構築できたとしても、
逆風を弱めることはなかなかできない。
◇ たとえばエレベータを
考えてみるとよくわかる。
エレベーターが上に移動するためには、
同重量のおもりが下に移動しなければならない。
物理でいうところの作用と反作用の法則だ。
この法則が仕事やチームマネージメント
でも働いている。
つまり、
ポジティブに物事を変えようとすれば、
等価のネガティブな力が必ず働くのだ。
この 「エレベーターの原理」
を理解すれば仕事が少し楽になる。
◇ また新しい仕事や、今までにない
やり方や考えて方を導入して、
結果を出していくためには、
ポジティブ一辺倒になることを
理想とする状況をネガティブな状況からとらえ、
ネガティブなメンバーから
能力を引き出すことが成功の鍵になる。
どんなに均質なメンバーを集めた組織でも、
そこには 多様性(ダイバーシティー)
が必ず生じる。
ひとつの価値観で一枚岩になるのではなく、
すでに現実に存在している多様性を認め、
その異なる視点をより高い視点で
統合できることが、
まさに仕事の成否を決する。
一様なメンバーを集めるのではなく、
奇人、変人、変態等も仲間に引き入れ、
彼らの意見を尊重し、より高いレベルで
意見をまとめることが肝要だ。
<今日の名言>
「全部やろう」じゃなくて
「大事なことだけやろう」
ジョン・キム(慶應義塾大学特任准教授)
*一日は24時間しかありません。
今やらなくていいことをやるほど、
私たちに時間はありません。
長くない人生で充実した日々を過ごすために
重要なことは、本質を見極めるということです。
これは言い換えれば、本質以外のものを
削り落とすということになります。
今日一日の人生を大切に!
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