◇ 今や会社のパソコンを使ったメールや
ネット履歴はすべて閲覧されていると
覚悟したほうがいいでしょう。
特に一部上場企業の社員は要注意です。
見られているのは知っているが、
どう見られているかは知らない人が
ほとんどだと思います。
◇ リスク管理システム
「SEER INNER」
という、優れもののソフトがあります。
※「SEER INNER」は、企業のオフィス環境に
おけるPCの不適切な使用、ポリシー違反を
掌握し、セキュリティリスクを低減する
リスク管理ソリューションシステム。
管理対象のPC上で行った全ての操作を記録し、
不審な操作があればそれを検知・警告。
また、記録した操作ログの内容を検索して、
利用傾向の把握や不正の兆候の早期発見に
つなげたり、IT統制上有効な監査レポートを
作成し、統制のモニタリングに活用することも可能。
上述のように、これはネット閲覧記録以外にも、
送受信したメールの文面から印刷画面、
USBメモリに保存したファイルまで、
社員のPCの動きをほぼすべて
捕捉できる社員にとっては
実に恐ろしい、恐ろしいソフトなんです。
社員のPCに無断でいつのまにか
インストールされ、
端末の操作データを専用サーバーへ送信し
監視するのが、
この 「SEER INNER」
「厳正な情報管理が必要な会社ならともかく、
そんなものうちの会社が導入しているはずがない」
と思う人もいるかもしれませんが、
それは甘い考え。
◇ 一般財団法人労務行政研究所の
調査によれば、社員の職場のネット利用状況を
モニタリングしている企業は、従業員1000人
以上の大企業では 70.6% に達しています。
つまり大企業に限れば10人に7人は、
職場のメール、ネットサーフィンを
すべて見られているのです。
企業によっては、業務に無関係なサイトは
フィルターをかけて最初から表示できない
会社もあります。
しかしそれでも安心はしてはいけません。
この「SEER INNER」は
実際に閲覧しなくても閲覧しようと
検索した記録まで専用サーバーに
送っているのです。
アチャ――と
頭を抱えているあなた !
もう手遅れです。
そういえば、あの時、
出会い系〇〇検索したっけ?
会社は粛々とあなたの
行動記録を蓄積しているのです。
そしてこのデータを
何に利用するかと言うと、
給与、ボーナス査定や
リストラ候補を選抜する判断基準等、
社員を辞めさせる材料になる
可能性があります。
そしてさらにタチが悪いことに、
決してこのデータがオモテに
出てこないことです。
アチャ―― と
がっくり肩を 落としているあなた!
もう手遅れです。
行き過ぎた職場の監視については、
プライバシーの侵害と考える
専門家も多くいます。
しかし社員監視を巡る裁判はいずれも
社会通念上相当な範囲を逸脱しない限り
「企業の監視はOK」 が結論。
今や勤務姿からPCの利用まで
我々はすべて会社の監視下にあります。
会社はあなたの行動を全部お見通しなのです。
なぜ前回のボーナス査定が悪かったのか?
これで理解できたと思います。
<今日の名言>
やっぱり、
一日のうち貴重なものが
句読点である。
開高 健
*文章も、一日も、
きっちりけじめをつけて終わりましょう。
今日一日の人生を大切に!
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