◇ 米ハーバード大学で教育学大学院長を
務めるジェームズ・ライアン氏が
2016年に同校の卒業式で行ったスピーチは、
式に参加していた卒業生のみならず、
インターネットを通じて
多くの人々の共感を呼びました。
◇このスピーチにおいてライアン氏は、
人生を歩むなかで、
我々が常に心に留めておくべき
「5つの問い」
について語っています。
① 「Wait, what?」
(待って、どういうこと?)
立ち止まって物事の意味を明確にし、
理解を促す効果がある。
②「I wonder…?」
(~なのはなぜだろう?)
好奇心を呼び起こす力を持つ。
③「How can I help?」
(どんな手助けをしたらいいだろう?)
人に手を差し伸べる際に忘れては
ならない心構えを思い出させてくれる。
④「Couldn’t we at least…?」
(少なくとも~できるのでは?)
行き詰った状況を打開するきっかけを作る。
⑤「What truly matters?」
(本当に重要なことはなんだろうか?)
日々の雑事に追われるなかで
忘れてしまいがちな、
人生の本質に関する問いだ。
◇「問い」を持ち続けることは
人生において大変重要です。
実際に使ってみると、
それが会話のきっかけを作ったり、
会話を発展させることに気づくでしょう。
また会話だけでなく、
自分自身に対する「問い」、
つまり「自問自答」は、
それ以上に重要だと、トンビは思います。
そして、その時には必ずその問いを
ノート等に書き出してください。
そうすることで思索が深まり、
軌道が少しずつ修正され、
「あるべき姿」に近づくような、
そんな気がします。
ある物事に関して、
その理由や別の可能性を
深く考えてみることが、
自分の周りの世界について
多くを知ることになり、
「 人生を豊かにすることにつながる」
そのような気がしてなりません。
ぜひ、この「5つの問い」を
習慣にしてみてください。
*今日一日の人生を大切に!
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