リクルートに学ぶ発想の転換法    vol.159

 

◇ どうすれば景気が上向くか、

どうすればお金を使ってもらえるか、

そんなことを真剣に考えていたのが

リクルートという会社でした。

 

しかし、お金を持ってない人に

いくら使えといっても、

それは無理な話です。

 

そこで彼らが目をつけたのが、

「結婚前の女性」でした。

 

それも自宅から会社に通う

女性に目をつけました。

 

「結婚前の男性」は、いがいと

金を持っていないそうです。

 

 車買ったり、パソコン買ったり、

飲み会で使ったり、

お金を貯めなければならないという

 観念があまりありません。

(トンビも含めてまったくそのとおり!) 

 

それに比べ

 

「自宅から会社に通う若い女性は、

       そこそこお金を貯めている」

 

というのがリクルートの調査結果です。

 

そこでリクルートは、

自社のメディアL25」を使って

「女子会」というイベントを

仕掛けました。

 

それはこの女性たちに、

貯め込んだお金を使ってもらおう

という狙いがあったのです。

 

同世代の男性を狙っても、

これ以上の金は引き出せない。

 

そこで、女性にお金を使わせる

方法はないかと考え、

出て来たアイデアが

「女子会」だったということです。

 

今やどこの居酒屋にいっても

女子で満員です。

 

若い女性を「L25」で集めて

クーポン誌の「ホットペッパー」

使ってもらい、お金を落としてもらおうと

考えたからです。

 

さすがリクルート、目のつけどころが鋭い。

 

会社経営にはこのような発想や戦略が必要です。

 

社会のトレンドとなるような企画を行い、

たくさんのお客様が集まるしかけを

今からみんなで考えましょう。

 

<今日の名言>

過去が咲いている今、未来のつぼみで一杯な今 

           河井貫次郎(陶芸家)

 

*過去の努力のおかげで今があり、

  今頑張れば未来が開けます。

  過去、今、未来はつながっており、

  そのなかで一番大事なのは、

  今現在ということになります。

 

今日一日の人生を大切に!

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