◇ 売上げが減り、それに伴い定員が
減らされると 管理者といえども
外に出て 仕事をする時間が
だんだん増えていきます。
そうなると管理者にも業務の
処理能力や営業力が
求められるようになります。
営業業務もこなしながら
管理も同時にこなす人のことを
ちょっとかっこいい言い方をすると、
「プレイングマネージャー」と呼びます。
◇ プレイヤーとマネジャーという
二足のわらじ(一人二役)を履く
プレイングマネジャーは、
多くの悩みを抱えています。
では、なぜ、多くの悩みを
抱えることになったのか?
そこには、
□ 長期化する経済停滞の中、
リストラなどで管理職の数が減った。
□ 組織のフラット化によって階層を減らし
管理職を減らした結果、担当する仕事の
数が増えた。
□ 成果主義の導入により、
実績(数字)の追求が厳しくなり、
個人の実績を求められるようになった。
等があげられます。
その結果、マネジャーが
プレイヤー化する傾向があり、
多忙を極め、悩み多き管理職になり
疲弊し、余裕がなくなり、
プレイヤーのときより勤務時間が
長くなるにもかかわらず、
管理者であるため超勤はなし。
更にはそういう姿を若者や部下たちが見て、
「偉くなると大変なんだ」
「苦労するだけだ」
と管理者一歩前の社員が
偉くなりたがらないという
悪循環まで生んでいます。
そこで、強いリーダーシップに
よって部下を導き成果の出せる
プレイングマネジャー育成が急務に
なっていますが、
会社にそこまでの余力はありません。
プレイヤーとマネージャーを
バランスよく管理し、
ストレスを蓄積させない手法を
自ら確立する必要があるのです。
これからは、管理者の
プレイングマネージャー化が加速し、
さらに負荷が増していくことになるでしょう。
<今日の名言>
われわれは短い時間をもっているのではなく、
実はその多くを浪費しているのである。
人生は十分に長く、
その全体が有効に費やされるならば、
最も偉大なことも完成できるほど
豊富に与えられている。 セネカ
*時間がない、忙しいと言っている人は、
単に時間を浪費しているにすぎない。
無駄なものに時間を使わず、
大事な20%に時間を使うように心がければ
人生が大きく変わってくるかもしれません。
今日一日の人生を大切に!
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