◇「人口は自然に増える」
「物価は上がっていく」
「 給与もあがっていく」など、
普段はあまり口に出さないが
多くの人が「暗黙の了解」と
認識していることが多数あります。
しかし、今までそうであることを前提と
していた事柄が、いつの間にか前提では
なくなりつつあるようです。
日本の人口が減少を始めているのは周知の通り。
つまり、今までと違う社会が形成されつつ
ある ということになります。
大企業といえども「この会社は20年後も安泰」と
思える企業が果たしてどれくらいあるでしょうか。
トンビの前会社も大変苦戦をしており、
同期入社の7割が、転職・リストラされています。
◇ 産業構造の転換は現実です。
これを直視することから始めなければなりません。
技術は積み重ねであるため、そこから将来を
予測すると、どうしても未来像を過去の
延長線上に描くことになります。
しかし、人口増加は減少に転じ、新たなインフラが
登場するなど、現実の社会は「延長線上」ではなく
「不連続」ということになります。
たとえば、かつて大きな変化の象徴として
話題にのぼるようになった「クラウド」は、
ほとんどの企業にとっては、「業界の外」で
巻き起こった出来事です。
そしてこれらは、あらゆる業界の
産業の枠組み自体を変えるほど
大きな衝撃を与えています。
このように社会の前提条件が大きく
変わろうとしている時こそ、
自らの業界の外にそつなく
目をみはらなければならなりません。
自らの思惑を交えることなく未来像を見極め、
自らの姿を見つめ直すべきです。
これはわれわれの会社にもいえることです。
「今の延長線上に未来はない」
したがって、未来を基点として
「逆算式」で
戦略を考える必要があります。
<今日の名言>
小さな穴は大きな船を沈めてしまう。
ユダヤの諺
* 小さな穴が重大なことにつながります。
*今日一日の人生を大切に!
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