◇ アインシュタインの有名な言葉に、
「いかなる問題も、それが発生したのと
同じ次元で解決することはできない」
という言葉があります。
これは、アンシュタインならではの
解決方法だと、トンビは思います。
◇ 相対性理論から考えると、
過去も現在も未来も同時に存在します。
時間軸が違うために、その周波数が異なり、
過去・未来を見ることができないだけです。
すべてが いまここに存在しているのです。
あなたの 過去・現在・未来 は
すでに存在しているのです。
今いるところからは、
過去も未来も見えませんが
「同じ空間に位置する問題であれば、
見方を変えることにより見える」
とアンシュタインは言います。
たとえば
会社の部署で起こっている問題を、
その部署の現場にどっぷり浸かった状態で
解決するのはなかなか難しいものです。
「システムの問題は、
そのシステムの中にいては
決して解決できない」
ということです。
◇ 問題を解決するためには、
まず その視点をそのシステムの外に
持っていく ことが必要です。
つまり、問題解決を検討するには
「視点を同じレベルに固定させてはいけない」
ということです。
しかし、日常的な業務の視点になれてしまうと、
つい問題解決する際の発想も狭くなりがちです。
問題に直面すると、つい「分解」してしまい、
レベルを上げることを見逃しがちです。
分解しても解決が見えない問題は、
視点のレベルを上げて考えてみるといいのです。
たとえば、
部署の問題を課別に分解するのではなく、
会社のレベルにあげて考えるという意味です。
同じ環境で日々の仕事に取り組むうちに、
我々は無意識に焦点が固定されてしまいます。
「いい思いつきが出る人」と「出ない人」
との差は、
単なる経験や知識量の違いではありません。
こうした差がでる理由は、
人が持っている「思考の枠組み」が
それぞれ違うからです。
問題解決やアイデア発想に取り組む場合には、
その枠組みから離脱する方法を考える必要が
あります。
これが以前お話した「パラダイムシフト」であり、
レベルを上げるということになります。
これができるようになると、
次は相対性理論と同様に
「時間」という要素を加えていきます。
これはまた機会があれば。
*今日一日の人生を大切に!
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