若者の価値観は「3高」から「4低」へ vol.645

 

◇ 最近の若者の価値観を一言で表すと

    トンビは「保守的」という言葉を選ぶ。

 

ほとんどの国において、

若い人のほうが高齢者に比べ、

 

リスクを取っていろんな事に

挑戦しようとするが、

 

日本は若い人ほど保守的だと

トンビは思う。

 

◇ 例えば、仕事では、

    失敗しないように、

 

    必要最低限のことだけやって

    事業拡大や利益拡大より、

 

ルールを守ること と

コンプライアンス遵守を大切にする。

 

◇ 買い物では、絶対に損しないように

    レビューをしっかり見て、

 

   評価が高くコスパがいいものを

   選ぶ傾向にある。

 

◇ また、人間関係では

    欠点を誰にも知られないよう、

    失敗を誰にも見られないよう、

 

    細心の注意を払って行動をするか、

    そもそも何も行動しない。

 

その結果、最低限の仕事をして

人前で酔ったりせず、本音を話さず、

 

コスパが良く、誰もが認めるものを買って、

淡々と暮らしている。

 

◇ そして、リスクを取ったり

    失敗を見せたり、余計な話をしたり、

 

     高い買い物をする昭和世代のオヤジを

     馬鹿だと思っているのかもしれない。

 

◇ というわけで、オヤジが

    飲み会に誘って、高い酒を頼んで、

 

世界を変えようとか、夢を熱く語ると

煙たがられるので、注意が必要だ。

 

◇ そういえば、思い出したことがある。

 

     昭和時代、結婚すべき理想の男性は、

 

    3高」 と言われた。

 

つまり、

 

「高学歴」

「高収入」

「背が高い」

 

これが、理想の男性であった。

 

しかし最近は、

 

4低」 と言われている。

 

「低姿勢」

「低依存」

「低リスク」

「低燃費」

 

昭和の時代とまったく真逆である。

 

お互い依存しない、

金のかからない男性が

求められているのである。

 

◇ リスクを避け大人しく、

    つつましく暮らす、

 

   公務員みたいな人ばかりになったら、

   つまらない世の中になるなと思うが、

 

これも時代の流れであり、

この生き方が主流であり、致し方ない。

 

ちなみに、この価値観の弊害は、

 

イノベーションが生まれず

国際競争力が落ちるということを意味する。

 

日本の未来は決して明るくない。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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