◇ 教訓(抽象的な)を、自分のOSに
インストールしようとするとき、
心がけなければならないことがある。
それは、
「抽象的な教訓と
具体的なエピソード・出来事」を
必ずセットにして
落とし込む必要があるということ。
◇ しかしながら、両者の分量が1対1だと、
なかなかインストールされない。
教訓と事例の1対1対応ではなく、
教訓1つにつき、
少なくとも4とか5の
体験(エピソード)を
持つことによって、
初めて腹落ちするようになる。
◇ 例をあげると、
「営業の話法は、
毎日反省して改善するべきだ」
という教訓(抽象的)を
インストールしようとしたときには、
それと同時に、
体験(エピソード)として、
「状況Aのときは、
毎日の反省と改善でこんな結果が出た」
「状況Bのときは、
毎日の反省と改善でこんな結果が出た」
「状況Cのときは、
毎日の反省と改善でこんな結果が出た」
「状況Dのときは、
家に帰って何もしなかったため、
こんな結果となった」
「状況Eのときは、
家に帰って何もしなかったため、
こんな結果となった」 と
たくさんの事例(具体的なエピソード)を
同時に落とし込むことによって、
より深く理解できるようになる、
ということになる。
◇ この具体的事例というのは、
他者のエピソード、読んだ話、聴いた話も、
もちろん効果的ではあるが、
できれば自分で経験し、納得したことを、
自身の内に血肉化された教訓として
紐づけるのが一番いい。
◇ 自他いずれの経験であれ、
こうした「具体と抽象の往還作業」を
繰り返すことによって、
ある日、一つの教訓を
身体で理解できるようになり、
そこから初めて応用も
効かせられるようになるのである。
<今日の名言>
猿は木から落ちても猿である。
しかし代議士が選挙に落選すれば
ただの人である。 田中角栄
*社長も会社やめたらただの人、
みんなただの人間。
そしてただの人間になったときに
真価が問われる。
今日一日の人生を大切に!
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