客観的な目でみる「岡目八目」 vol.359

 

◇ 囲碁で「岡目八目」という用語がある。

 

対局している当事者よりも、

傍で見ている人の方が、

 

たとえ力量じゃ劣っても、

八目先まで見通せるほど良い手を

発見することがある、という意味で使われる。

 

ちなみに「岡」には、部外者、傍

という意味がある。

 

第三者が横恋慕する事を「岡惚れ」とい、

 

吉原のような公娼街とは違う根津などの

私娼街を「岡場所」という。

 

なるほど、今日も勉強になる。

 

◇ 本筋に戻して、

 

   この「岡目八目」という言葉は、

 

 「 いかに第三者の目が的確な判断をするか」

 

つまり

 

「第三者は当事者よりも情勢が

                  客観的によく判断できる」

 

    ということを教えている。

 

仕事においても、決断を迫られている時、

 

あるいは、悩みの最中で解決策を

見い出せない時などに、

 

応用できるのではなかろうか。

 

日頃から、自分自身や自らを取り巻く環境を

客観的に見るという習慣をつけておくことは大切だ。

 

一つの物事に対して、

多様で、しなやかな視点を持ちたいものだ。

 

<今日の名言>

日本の男はそんなこと言わないよ 

何も言わない 眼で言うよ

 

おまえのこと 「愛しているよ」

 

すると 向こうも眼で答えるな

 

「悪いけどあんたのこと嫌い」

 

するとこちらも眼で答えるな 

 

「わかりました。いつまでもお幸せに」

 

そのまま くるっと 背中を向けて 

黙って去るよな 

 

それが日本の男のやり方よ。 by 寅さん

 

※目でものを言う、これが日本の男のやり方です。
   最近は日本男子がしゃべりすぎます。

  久しぶりに寅さんの新作が公開されるようです。

 

今日一日の人生を大切に!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください