訪問販売のセールスマンが考えていること    vol.29

◇訪問先に「犬がいるか、気性が荒いか」は、

 一見「セールス」と何の関係も

 なさそうに見えます。

 

 しかし、セールスマンが訪問販売をするうえで、

 実は大変重要なポイントになってます。

 

 犬の気性が荒ければ、飼い主も間違いなく

 気性があらく 粗野な人 が多い。

 

 「十中八九トラブルが発生しやすいお宅」

 セールスマンたちは判断しているのです。

 

 円満な家で飼われている犬は

   おとなしく、ムダ吠えなど決してしない。

 

 飼われている犬の気性で、

 そのご家庭が円満な人たちか否か

 読みとっているのです。

 

 なるほど、これは「セールス」に

   限らず、コミュニケーションにおいて

   いろんな場面で利用できます。

 

◇また、使えない自転車や車が

    敷地内に放置されている家庭は、

   ズボラで優柔不断、決断力がないという

   家人の性格を表しています。

 

 そのようなお宅は、ローンなどで

 困っている場合が実に多いそうです。

 

 ですから、そこには寄りつきません。

 この見方は、かなりの確率で当たるそうです。

 

「盆栽の有無」 これは一口にいって

 「頑固者で理屈っぽい」性格の人が

 住む家であるかどうかの判断材料になります。

 

 良い人ではあるが 理屈が多く

 セールスの観点から言えば、

 箸にも棒にもかからない人が大半だそうです。

 したがって

 盆栽のあるお宅は、訪問除外の対象となります。

 

◇ガーデニングをこまめにしている人は、

 物腰も柔らかく、他人の話をよく聞く人が多い。

 

◇では、「訪問販売お断り」のステッカーが

 貼られている家はどうでしょうか?

 

 さぞかし訪問しにくいのではと

 思われがちですが、実は正反対。

 

 セールスマンは喜んで訪問します。

 

「訪問販売お断り」を貼付けて、

 お断りの意思表示をするということは、

 

 「訪問販売セールスに弱い」

 

  と解釈されます。

 

 うまく断ることができず、

 その勇気もないお宅。

 

 ついつい商品を押しつけられて

 買わされてしまうような

 「人のいい意志薄弱な性格の方」

 の住むお宅と見なすわけです。

 

 セールスマンにとって、このステッカーは

  「幸福の黄色いハンカチ」であり、

 彼らは喜び勇んで訪問することになります。

 

「猛犬注意」これも実際に訪ねてみると、

 かわいい子犬がキャンキャンと

 お出迎えということが多く、

 やはり「訪問販売には弱い」と見なされます。

 

 気弱で人の良い方が

 お住まいになるケースが多い。

 

「一世帯家族か二世帯家族か?」は、

 誰がその家族でお金の決定権者であるかを

 知るのに必要なポイントとなります。

 

 おじいちゃんやおばあちゃんがいる家では、

 往々にして大きなお金の権限は、

 おじいさんが握っているとか、

 意外にも、しわくちゃのおばあさんが

 握って場合が実に多い。 

 

 シャキッとした50歳ぐらいの主人が、

「お金のことはおばあちゃんでなきゃ」

 と急にしょんぼり言い出すなどという

 ことはよくあることです。

 

「靴や下駄箱の乱れ」は、

 そのまま家庭内の乱れを表しており、

 商談がまとまるまでに、ひと悶着も

 ふた悶着もある家庭であることを示しています。

 

◇では、最後に訪問販売を受けない

 ためのポイントをまとめてみます。

 

  • 「猛犬注意」、「訪問販売お断り」等の

       ステッカーを貼らない。

 

  • 犬はできるだけ、気性の激しい犬を飼う。

 

  • 世帯数がわからいような表札とする。

 

  • 庭には、盆栽のレプリカを置く。

 

 これで安心です。

 

*今日一日の人生を大切に!

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