売れない営業マン vol.803

よく「営業は断られてなんぼ」

  という言葉を聞くが、

 

このような人は根本的に考え方を

変えたほうがいいと、

ある営業のプロが言っていた。

 

「売れない営業マン」に

  共通しているのは、

 

「自分のことしか考えていない」

 

ということだ。

 

どんなにへりくだろうが

お世辞を言おうが、

 

相手のことをまったく考えてないことは、

不思議なほどお客さまに伝わる。

 

「所詮は自分の成績を上げたいだけ」

 

と即座に見抜かれてしまう。

 

したがって信用されずに

「この人から買おう」と

思ってもらえない。

 

それにもかかわらず、

 

「見積書だけでも作らせてください」と

 

しつこく言うため、

 

お客さまがイヤになって離れていく。

 

残念なことに

 日本全国のほとんどの会社で、

 

「営業は断られてからが勝負」

 

などと間違った教育をしているから

こうなるではなかろうか。

 

頑張っても売れない人は、

 

 まず「自分のため」から

 「お客さまのため」へと、

 発想を180度転換することが必要だ。

 

そもそも営業とは、

いやがるお客様に、

平身低頭して買ってもらうというような、

卑しい仕事ではない。

 

お客様の生活にプラスになる商品を、

売ってさしあげる、

お客様から感謝されて当然の仕事なのだ。

 

「自分の扱う商品がそこまで

  お客様のプラスになるとは思えない」

 

  と考えている営業マンも

  いるかもしれない。

 

 欠点のない商品なんかどこにもない。

 

どんな商品にしてもそれを持つことによる

メリットとディメリットが絶対にある。

 

営業マンは

 

「その商品があることの喜びと、

   それがないことの恐怖」 の

 

両方をお客様に伝えなければならない。

 

そこをはっきりさせることが肝要だ。

 

<今日の名言>

時間を無駄にするな。

有益なことに常に従事せよ。

あらゆる不必要な行動をやめよ。    

  ベンジャミン・フランクリン

 

*「戦略とは捨てること」であり、

  あれもこれもやらないと覚悟を決めることで、

 「焦点」が絞り込まれてくる。

  新たなものを得るためには、

  何かを捨てなければならない。

 

 

今日一日の人生を大切に!

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