カエルとサソリの話  vol.1069

世界にはいろんなジョークがある。

その中でも本日は「ベトナムもの」を紹介する。

 

サソリがカエルに、

 背中に自分を乗せて

 河の向こう岸に運んでくれと言う。

 

するとカエルは、

 

冗談じゃない、

 お前はオレの背中を刺す気だろう」

 

そこでサソリが、

 

バカなことをいいなさんな。

 河を渡る最中にお前を刺したら、

 お前もオレも溺れちゃうじゃないか」と言った。

 

カエルは、なるほどもっともだと思って、

サソリを背中に乗せて河を渡り始めると、

 

サソリがカエルを刺して

結局両方とも溺れちゃった。

 

最後の瞬間にカエルが訊ねた。

 

「どうしてこんな愚かなことをするんだ」

 

 

そうするとサソリが、

「それが東南アジアさ」 と答えた。

 

う一むー・さすがに奥が深い。

 

 ベトナムではありうることだ。

 

 ジョークにしておくにはもったいない。

 

しかしこれがフランスだと、

オチの部分は、

 

「それがオレの性格なんだ」

 

となるそうだ。

 

しかしこれが東南アジアだと、

俄然、壮絶な響きになる。

 

極東の日本にはない話である。

 

<今日の名言>

「暗い」のではなく、「優しい」のだ。

「のろま」ではなく、「ていねい」なのだ。

「失敗ばかり」ではなく、

「たくさんのチャレンジをしている」のだ。

        アルフレッド・アドラー

 

*見方を変えてみることが大切です。

 

今日一日の人生を大切に!

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