◇ 世界では、
現在ビットコインベンチャーが
続々生まれている。
例えば香港だ。
ビットコイン取引所「ANX」も
そんなベンチャー企業の一つ。
2013年6月に香港で
金融事業者免許を取得。
ヒットコインを含む5つの仮想通貨と、
ドルや円など10通貨を交換できる
取引所やATMを運営している。
ANXではマウントゴックス破綻後、
口座開設者が増加した。
価格が下がって買いやすくなったからだ。
香港最大の取引所に急成長した。
◇ 起業のメッカ、米国では
香港以上に関連ベンチャーが
続々登場している。
2012年6月に創業した
「コインベース」は、
ビットコインの電子財布と
企業向けの決済サービスで急成長している。
「ビットコインが、
一部の国や投資家だけのものでは
なくなりつつある証拠だ」と
コインベースは強調する。
ビットコイン産業の幅は広い。
さらに産業化の動きは
意外な国にも普及し始めている。
◇ ケニアのナイロビでは、
ビットコインの送金サービスを
手掛けるベンチャー企業、
「ビットぺサ」が登場した。
国民の多くが海外で働くケニアでは、
家族への仕送りのため
送金需要が膨らんでいる。
ケニアへの国際送金額は
年間13億ドルで、
うち1億ドルが金融業者への
手数料に消えている。
ビットぺサはこうした送金を
ビットコインで代替し、
ケニア人の負担を軽減している。
アフリカや南米、アジアでは、
銀行口座やクレジットカードさえ、
未発達な国が多く残されている。
ビットコインは、そうした国々にとって
金融取引を促すインフラの役割を果たす。
仮想通貨の登場に動揺する国家を横目に、
ビットコインは静かに世界を覆い始めた。
つづく
<今日の名言>
覚えていて悲しんでいるよりも、
忘れて微笑んでいる方がいい。
クリスティナ・ロゼッティ
*忘れましょう。
感情をうまくコントロールして、
意識の焦点を変えることです。
今日一日の人生を大切に!
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