◇ 司馬光という宋代の宰相が
治国の要諦として、
次の三つのことをあげています。
1 人に官にす
2 賞を信にす
3 罰を必にす
「人を官にす」というのは
適材適所に人材を登用することですが、
そのあとに続く「信賞必罰」こそ、
「韓非子」の言う「厳」にほかなりません。
◇ 慈(情深い)とか恵(施しを好む)は、
これがあれば人間として
立派な人間だと言ってよい。
しかしそれはトップにとって、
逆に失格条項になるのだといいます。
トップが慈や恵を過剰に持ちすぎると、
判断を誤ることが少なくない。
トップは情に流されて、
「信賞必罰」の基本を見失ってはならない。
と韓非子は強調します。
このぐらい厳しくないと中国のような
大国は治めることはできないと思いますが、
我々の会社の組織では、
やはり「厳」と「寛」の
バランス感覚は必要だと思います。 完
<今日の名言>
群れのあとについていけば
最後に糞(くそ)を踏む
アメリカのことわざ
*何事もできれば先頭を歩きましょう!
今日一日の人生を大切に!
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