◇ 本日は、世界で最も売れている
自己啓発書の一つであり、
不朽の名著のデール・カーネギーの
『人を動かす』の21世紀版の紹介です。
知らない人はいないというぐらい
有名ですが、本日は、おさらいの意味で
取り上げました。
とは言っても、
カーネギーは既に鬼籍に入っているので、
これはD・カーネギー協会が、
カーネギーの教えを現在に当てはめて
編集し直したものということになります。
◇ デール・カーネギーは、
「今日のコミュニケーションメディアでは、
同情よりも批判が、許しよりも裁きが
ずっと幅を利かせている」
と現状を嘆き、
カーネギーが遺した「利他の精神」、
そして この利他の精神に根差した
コミュニケーションが大事だと説いています。
いわく、
「利他の精神に動かされない人はいない」
本書によると、
人を動かす力が最も大きくなるのは、
次の二つの場合だそうです。
1.あなたが何かしてあげたために、
人があなたに従うとき。
2.あなたの人柄のために、
人があなたに従うとき。
◇ 本書にはほかにも、人間関係を損う
コミュニケーションについて、
いくつか注意をあげています。
「批判せず、非難せず、小言も言わない。
相手が関心をもっていることを話題にする。
自分が間違っていたら、直ちにきっぱりと認める。
相手の顔をつぶしてはいけない」
それもこれも、
人間はみな自己中心的であり、自尊心があり、
常に自分が正しいと思っているからです。
本書を読んでいると、
利他の精神とは何か、
赦すとはどういうことか、
人から好かれるとはどういうことか、
その本質がわかってきます。
既に『人を動かす』を読んだ方でも、
この21世紀版もぜひ読んでみてください。
<今日の名言>
人間は3回結婚すべきだ。
初めての結婚は暗闇の中でぶつかるようなもの。
二人とも両目が見えない。
2度目の結婚は周りが少し明るくなり、
二人とも片目が見えてくる。
3度目の結婚は太陽の下で
二人とも両目を明けている。
ジョン・シャヒーン(アメリカの実業家)
*トンビはまだ1回目です。
そりゃできれば、3回ぐらいしてみたい
という気持ちはありますが、
それにはそれなりの先立つものが必要になります。
お互いがまんして両目をつぶっておきましょう!
今日一日の人生を大切に!
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