◇ 陽明学者・思想家の安岡正篤氏が
説いているのが「思考の三原則」
・第一 :目先にとらわれないで、
できるだけ長い目で見ること
・第二 :物事の一面にとらわれないで、
できるだけ多面的に、
できれば全面的に見ること
・第三 :何事によらず、
枝葉末節にとらわれず、
根本的に考えるということ
◇ 目の前にある問題が起こったとき、
できれば避けて通りたいものであっても、
人生80年という長い目で見れば、
ほんの一瞬の出来事にしかすぎません。
難しい問題にぶつかったときは、
常にこの心がけを忘れないようしましょう。
そうなんです!
いま起こっていることは
ほんの一瞬の些細なことなんです。
◇ また安岡氏は「社員育成について」
このように述べています。
「人は育てるものではなく、
自分の力で育っていく」
だからリーダーにできるのは、
部下を育てることではなく、
「育つ環境を整えること」
と
「 育つきっかけを提供すること」
だけである。
あの社員は 「自分が育てた」と思っていたら、
大きな勘違いなのかもしれません。
さらに
「人事は落ち着くべきところに落ち着く」
ただし 派閥の論理や損得勘定が
働かないことが条件です。
つづく
<今日の名言>
成功の秘訣というものがあるとすれば、
それは他人の立場から物事を見ることが
できる能力である。
ヘンリー・フォード
*成功者は、誰しもこのような
見方ができる人です。
今日一日の人生を大切に!
コメントを残す