思考の三原則 (1)  vol.119

 

◇ 陽明学者・思想家の安岡正篤氏が

     説いているのが「思考の三原則」

 

・第一 :目先にとらわれないで、

                  できるだけ長い目で見ること

 

・第二 :物事の一面にとらわれないで、

                  できるだけ多面的に、

     できれば全面的に見ること

 

・第三 :何事によらず、

                  枝葉末節にとらわれず、

                  根本的に考えるということ

 

◇ 目の前にある問題が起こったとき、

     できれば避けて通りたいものであっても、

  人生80年という長い目で見れば、

    ほんの一瞬の出来事にしかすぎません。

 

 難しい問題にぶつかったときは、

    常にこの心がけを忘れないようしましょう。

 

         そうなんです!

 

  いま起こっていることは

     ほんの一瞬の些細なことなんです。

 

◇  また安岡氏は「社員育成について」

     このように述べています。

 

 「人は育てるものではなく、

               自分の力で育っていく」 

 

  だからリーダーにできるのは、

     部下を育てることではなく、

 

     「育つ環境を整えること」

      と

 「 育つきっかけを提供すること」

  だけである。

 

  あの社員は  「自分が育てた」と思っていたら、

     大きな勘違いなのかもしれません。

 

 さらに  

「人事は落ち着くべきところに落ち着く」

 

   ただし 派閥の論理や損得勘定が

    働かないことが条件です。       

                つづく

 

<今日の名言>

 

成功の秘訣というものがあるとすれば、

それは他人の立場から物事を見ることが

できる能力である。 

         ヘンリー・フォード

 

*成功者は、誰しもこのような

   見方ができる人です。

 

今日一日の人生を大切に!

スポンサードリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください