◇ 誰でも、同じように困難に直面します。
しかしターニング・ポイントに差し掛かったとき
「前に進み続ける人」と「後戻りする人」
に分かれます。
◇ 後戻りしてしまう人たち、
そこで決断できない人たちは、
こんな言葉を口にします。
「これが自分にあった職業か
どうかわからないから」
「この人が運命の相手かどうか、
確信がもてないから」
「自分に十分な能力があるかどうかが、
わからないから」
「いまが適切な時期かどうかが、
わからないから」
◇また私たちはいつも、「私は何をなすべきか」
という疑問で、いつも頭を悩ましています。
「このまま続けるべきか?」
「新しい仕事を探すべきか?」
「この人と結婚すべきか、別れるべきか?」
「何をしたらいいのか?」
そんなことばかりを考えることが
習慣になってしまっているのです。
◇私たちは、元の場所に戻ったり、
従来歩いてきた道を歩み続ける方が
楽だし、精神的なエネルギーも
使わなくてすむことを知っています。
油断すると、少し気を抜くと
楽なほうに、 楽なほうに、
流されていきます。
本当にやらなければならないことは、
自ら正しく判断したことを
やり続けることなのに……
◇絶対に目標を達成すると
決心している人は、壁にぶち当たっても
簡単には諦めたりしません。
固い決意で目標を目指して
ひたすらに努力を続けていると、
いつしか、
「後戻りすることは もう選択肢にない状態」
になります。
「この道を進み続けるべきだろうか?」
ではなく
「どうすればこの苦境を
乗り越えられるだろうか?」
と考えるようにすることです。
そういった思考パターンを
習慣化することです。
◇いま置かれている場所で
どう行動するか、と迷った場合
それは「選択の問題」となります。
そのときの意思決定基準は
vol. 32 で紹介した
「迷って、ワクワクしたら GO!」
http://dr-tonbi.jp/2017/05/26/0032/
◇水は沸騰すれば、湯からでた蒸気で
エネルギーが生み出されます。
エネルギーが得られるかどうかの
違いは、たった1度
わずかな違いが大きな影響を
もたらします。
95度を過ぎたぐらいから、
もうそろそろかな~ という感覚です。
しかし、これは経験しないと、
なかなか理解できません。
そして、長い長い過渡期から、
いっきに「確変モード」に移行します。
この小さな1度の差は、
「どうするかまだ決めていない」
という状況と
「目的地まで進み続けると決心している」
という状況
この違いと まったく同じです。
私たちが何かを成し遂げようとするとき、
この「1度の心構えの差」が、
大きな違いをもたらすのです。
<今日の名言>
そりゃ 好きな女と添いとげられれば
こんな幸せのことはないけどさ
しかし そうはいかないのが 世の中なんだ
みんな我慢して暮らしているんだから
男だって 女だって by 寅さん
*今日一日の人生を大切に!
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