日本政府と同じポジションをとる vol.225

 

◇ 現在、日本政府の債務残高は

     約800兆円となっている。

 

ザックリいうと、税収が約90兆円で、

毎年100兆円以上の歳出と

なっているわけだ。

 

これを人間にたとえて単純化すれば、

 

年収約900万円の人が、

毎年1000万円以上使って生活をして

借金が約8000万円ある状態なのだ。

 

このように個人レベルで落とし込むと

国家の財務状況がよく理解できるし、

 

想像していたほど、そこまで悪くはないが、

それは将来返せる見込みがある場合の話だ。

 

 

◇ この状態を改善するには、

     3つの方法しかない。

 

   ① 収入を増やす

   ② 支出を減らす

   ③ あるいはインフレにする

 

これから日本は人口が減少していく。

 

人口減がメガトレンド。

 

そんな中で、税収を増やすのは容易ではない。

 

消費税を上げるにも大変な苦労が伴う。

 

法人税も国際競争で引き下げざる得ない。

 

また、支出を減らすのも難しい状況だ。

 

そうなると、消去法で 

3つ目の道しかない。

 

つまり、インフレにするしか手段がない。

 

これがアベノミクスの本質であり

「黒田バズーカ」の目指すモノなのだ。

 

政府はこんなことを目指している。

 

では、どうしたらいいのか?

    どうしたら自分の資産を守れるのか?

 

長期的にインフレにする、

あるいはインフレになってしまった

リスクを回避するには、

 

「国と同じポジションを取ること」

 

が最善の策になる。

 

具体的には、借入を行い、

インフレに強い実物資産を保有することだ。

 

国が年間90兆円の収入で

800兆円の借金を抱えている状況なら、

 

自分も年収900万円で

8000万円の借金をする。

 

     これが最善策だ。

 

トンビも同じポジションをとっている。

 

借金をしないよりも、借金をするほうが

リスクが低いとさえ言える時代なのだ。

今日一日の人生を大切に!

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