◇本日は以前紹介した
パレードの法則(80対20の法則)
の応用編です。
http://dr-tonbi.jp/2017/05/10/0020/
どんなに優れた仕組みは給与体系を作っても、
すべての会社が免れることができない法則
それが「20対60対20」の法則です。
できるだけわかりやすく説明します。
◇ 最初の20%というのは、
会社の状況が良くても悪くても、
一生懸命頑張る人を指します。
彼らは自分で考えて
行動できるポジティブな人です。
いわゆる優秀な人材。
◇ もう一つの最後の20%は、
会社の状況が良くても悪くても、
給与体系が良くても悪くても、常に文句をいう人。
常にネガティブなマインドの持ち主です。
◇ 次に上下の20%に挟まれた
真ん中の60%は、業績がよくて
会社の状況が良いときは上の
20%につられて働くし、
会社が沈んでいるときには、
下の20%と一緒になって文句を
言ったり批判をしたりします。
◇この法則の重要なポイントは、
下の20%にいろいろ対策を講じても、
相談に乗ってやっても、飲みにつれていっても、
モチベーションを上げるよう投げかけても、
厳しく指導しても。
これは、むなしい努力で終わるということです。
一時的に良くなることはあっても
抜本的な解決策にはならないということ。
下の20%の人は、どこにいても
ネガティブな層であり、
永遠に変わることはありません。
ここの人たちを変えようとしても
意味がないということです。
◇それでは、組織全体をレベルアップ
するためには、どうしたらいいのか?
上の20%に経営資源をつぎ込むのです。
上の20%に力を注ぐと彼らはさらに良くなり、
そうすると、60%の人たちも引きずられて、
組織全体が向上する。
しかし組織全体が向上しても
下の20%は存在し続けます。
これは自然の摂理なのです。
◇不満を訴え、やる気も成果もない
20%の人を改善したり、取り除く努力をする
必要はありません。
「そおいうものだ」と受け入れてしまうのが
賢明であり、こうして組織はまとまっていく。
ということを
この法則は我々に訴えています。
◇この法則が正しいかどうかは
トンビにはよくわかりませんが、
非常に興味深い内容です。
一部上場の民間企業は、当然この法則を
意識して社員育成をやっていると思われます。
あなたが管理者の場合は、
ぜひこの法則を参考にしてください。
社員の場合は、上位20%に
入れるように 頑張りましょう!
今日一日の人生を大切に!
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