フレーミング効果 ⑤ 最終回 vol.915

これまで何度も見てきたように、

  私たちはたとえ重要な選択であっても、

 

 その表現や書式など、

 本質とは関係のない事柄に振り回される。

 

これはじつに困ったことであるが、

このフレーミング効果を

営業に利用することもできるのである。

 

お客さまにどう伝えるかは、

   どう伝わるかにつながる。

 

 第三者話法等も入れながら、

   お客さまに「いいネ」ボタンを

   押させなければならない。

 

また損失ではなくて

利益という言葉を使って

結果を表現すれば、

お客さまは好感を抱くだろう。

 

参照点を変更して、

問題をフレームし直すほうがいい。

 

これを「リフレーミング」という。

 

このリフレーミングは、

  単に表現だけではない。

 

  考え方の枠組みも

    変えることができる。

 

営業に罪悪感を持っている

営業マンは非常に多い。

 

また 商品=売るためのもの 

という考えてている人も多い。

 

商品をただ「売るためのもの」

と考えると、

売ることだけが目的になってしまう。

 

したがってこの場合は

どうするかというと、

 

リフレーミング ⇒⇒ 営業は良いことだ。 

 

商品は「人の役に立つために」売っている。

 

「売らないといけないから売っている」のか

「人の役立つために売っている」のかで

モチベーションの維持力が変わってくる。

 

自分自身に、

そしてお客さまにどう伝えるか 

これがすべてである。  完

 

<今日の名言>

人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。

寒さは厳しくなり責任が重くなる。    

                                       ニーチェ

 

*上の立場になるほど、プレシャーも
   増してきますが、責任が大きい分、
   達成するやりがいも膨らむものです。
   数年前の自分と比べてどれだけ成長が
   できていますか。

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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