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2021年米中は国交断絶へ突き進む ⑦   vol.705

FBIの報告書にある

  2008年に始まった1000人計画」は、

  ほんの氷山の一角に過ぎない。

 

1990年代から続く帰国ラッシュで、

最先端技術を研究開発するだけの

十分な人材をすでに中国は獲得している。

 

さらに、そうした人材を教育する

大学や研究機関も充実している。

 

今回のFBIの報告書を見ると、

  信じられないだろうが、

 

 いまになってやっと

 アメリカはこの事実を自覚したようだ。

 

いまになって中国による人材のリクルートを

いまさらストップしたところで、

 

中国の科学技術開発を

阻止することは遅きに失する。

 

しかし、こうした状況に

アメリカが納得するとは到底思えない。

 

5Gと同様に、

中国には到底及ばないことは認めながらも、

全力で中国の発展を阻止しようとするだろう。

 

2020年は大統領選挙の年だ。

 

トランプも国内経済の悪化を懸念して、

中国とは一時的に妥協する可能性が高い。

 

高関税も撤廃され、

それこそ米中間に春風が吹いたような

状況になるかもしれない。

 

しかしこれは、

ほんの一時的な妥協にしか過ぎない。

 

次の選挙がない2期目のトランプ政権は、

覇権の喪失を恐れて、

 

中国の世界経済からの閉め出しを

目指すのではなかろうか?

 

アメリカと中国との

   あらゆる関係の断絶!!

 

 

つまり完全な 

ディカップリング である。

 

これが世界経済に及ぼす影響は

計り知れない。

 

もちろん日本もこの流れに

巻き込まれるだろう。   完

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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