◇ 数年前ある人から
教えてもらい、
以来、頂門の一針と
していることがある。
それは、
普通の人と同じことをしていても
普通の結果しか出ない。
普通の人と異なる結果が欲しければ、
普通の人と異なることを
しなければならない。
という話。
この話は何故か
今でも非常に印象に残っている。
◇ 確かに、世の中の99%の人が
正しいと言っていることを
実践していたら、
99%の人と同じ結果しか得られない。
言われてみれば、まさにその通り。
逆に、99%の人から失笑されたり、
嘲笑されたり、軽視されたり、
馬鹿にされたり、
ときに非難されたり、
攻撃されるようなことを
行うからこそ、
「1%の側」に入ることができる。
ただし、
ただ、普通の人のすることと
異なっていればいい、
ということではない。
◇ たとえば、普通の人は、
脱法ハーブを吸引しないからといって、
逆張りでそれらを吸ってみれば
うまくいく、というわけではない。
当然のことであり、これは違法。
確かに99%の人とは
異なる結果が出るに違いないが、
それはきっと、本人にとっても
周囲にとっても、
不幸な結果しか現れず、
決して「1%の人の仲間」
には入れない。
◇ 脱法ハーブは極端な例であるが、
「自分の価値銀や強みや
性格に合う形で常識の一歩外を行く」
と同時に、
「それが望ましい成果につながる」
ような仕組みを作ったり、
習慣化したりする必要がある。
実現可能かどうかは
ともかくとして、
目指さなければ、
その世界に到達することはできい。
◇ このように、
「普通の人にとっては
それが常識と思って、
何の疑問も抱かず行っていること」
に疑念を持ち、
「その逆を実現させて
みたらどうなるだろう」
と思考実験を行い、
うまくいくように思えれば断行し、
その結果を見る。
そんなPDCAサイクルを日々、
回し続けることによって、
日常の世界から非日常の世界に
抜け出すことができるようになるでは
なかろうか。
繰り返しになるが、
普通の人が普通に行っていることを
行っていれば、
99%の普通の人にしかなれない。
今日一日の人生を大切に!