◇ 節分の今日は、
職場や自宅で「豆まき」を
する人がいるかもしれない。
「節分」とは季節を分けると
書くように、
翌日の「立春」を一年の始まりとする
旧暦から生まれた呼称になる。
◇ 豆は「魔を滅する」に
通じるところから、
豆まきは無病息災を祈願して、
年の穢れを祓い清める習慣のことをいう。
かつては一家の主人か年男たちが
豆まきをした。
今はその主人が鬼の役になり、
子供たちのまく豆から逃げ惑う姿も見られる。
◇「福は内、鬼は外」と言って、
福(幸運)を呼び込む。
追い払おうとしても、
苦難は次から次へと湧いてくる。
それを乗り越えた時に幸せが
もたらされるという観点から、
自分の内(内面)に向けて、
「鬼は内、福は外」と豆をまく
人もいるそうだ。
「お福分け」という言葉があるが、
「福は外」と叫んでみると、
苦難を嫌う気持ちが薄れるかもしれない。
今年はぜひぜ、試してみてほしい。
今日一日の人生を大切に!