◇ 友達とお付き合いする感覚で、
お客様(見込みのお客様)と
向き合っていくとどうなるか?
イメージとしては、
関係性の深まりが臨界点まできたときに
「相転移」が起きる。
◇「相転移」とは、
物質が、温度・圧力・外磁場など、
一定の外的条件のもとで、
一つの相から別の相へ移る
物理現象のこと。
たとえば水が氷になったり、
水蒸気になったりというような現象。
◇ 30℃の水を20℃、10℃、5℃、
3℃、2℃、1℃、
というように、
徐々に温度を下げていくと、
0℃を下回っても凍らない、
という現象が起きることがある。
しかし、その不安定な状態に
外界から振動などの刺激が加えられると、
一気に凝固し、氷になる。
この、突然「相」が変わる現象を
「相転移」と呼ぶ。
◇ 営業においても、
どんどん仲良くなり、
相当程度、関係性が深まっていくことは、
ゆっくりと冷やされた水が、
やがて0℃を超えてマイナスに至る、
ということに例えられるかもしれない。
そのタイミングで、
何かしらのきっかけがトリガーとなり、
一気に水が氷となるように
「成約」という形で凝固する、
そのようなイメージを持ってみては
どうだろうか。
◇ お客さまに商品の契約を
して頂くために、
「瞬間冷凍(強烈なセールストーク)」
ではなく、
友達にメッセージを発信するような
イメージで、
じわじわと関係性を深めていき、
ある時、チラシを見せたことで、
一気に相が変わる。(=成約)
このような感覚を持って、
お客様との関係性を
深めてみてはどうだろうか。
<今日の名言>
ゴルフにバンカーやハザードがなければ、
単調で退屈に違いない。
人生も然りだ。
「フォーブス」創業者 パティー・フォーブス
*ゴルフが面白いのは、多くの難関を攻略する
というイメージがあるからです。
困難な状況に陥ったとしても、
その先に得られるものがイメージできれば、
精神的にも強くなれるかもしれません。
今日一日の人生を大切に!