◇ 日経新聞のコラム「私の履歴書」を
読んでいると、
先人たちの成功パターンに、
「絶対絶命のピンチのとき、
必ず誰かに助けられた」
というものがあることがわかる。
◇ たとえば、
ある年代以上の日本人の場合、
必ず「戦争」「敗戦」
という体験をされている。
そしてこの体験により
今までの人生が一変するのであるが、
その 混沌、混乱 の中から、
「人とのつながりで
人生の新しい道筋を切り拓いていった」
というパターンがたしかに見てとれる。
「もうダメだ」と覚悟を決めたときに、
不思議なことにひとりの例外もなく、
誰かに引き上げられて、成功を遂げている。
まったくの独力で成功の階段を
駆け上がった人は、
今まで読んだ限りでは
ひとりもいない。
◇ シャープ創業者の早川徳次氏は
「人生は借りだらけ」と言ったが、
人生は自らの力で
切り拓くものではなく、
もしかしたら縁ある人たちの
影響を受けて
導かれるものなのかもしれない。
これはすなわち、
しかるべき人物との出会いが
人生のターニングポイントとなり得る
ということに他ならない。
◇「自分の人生を変える人物」
と出会うこと、
つまり
「メンター的な人物との出会い」が
人生においてとても重要な
成功ルールなのではないか。
ある人生のパターンを原理原則として参照し、
自らの人生に活かしていくことで、
同じ結果とは言わないまでも、
その方向性に沿った結果を
得られることができるかもしれない。
◇ また何も考えず、
誰の人生も参考にせずに
生きていくよりも、
間違えなくリスクを抑え、
リターンを大きくすることができる。
まずは、成功をした先人たちに
学ぶことから始めてみよう。
<今日の名言>
人生は短い。
他人の言いなりになるな。
常識にとらわれるな。
周囲の雑音に惑わせるな。
*2005年 米スタンフォード大学の
卒業式のスティーブ・ジョブズのスピーチ
*なかなかできない生き方です。
しかし人生は1回かぎり。後悔しない、
納得いく人生を送るべきでしょう。
今日一日の人生を大切に!