◇ ではその時に備えて、
我々はこれからどのように
しなければならないのか!
それは、
・50歳になったら、
全力で60歳から90までの
貯蓄を始めること
・正しい知識で自分の健康を保つこと
・「自分は90歳まで動ける必要がある」と
繰り返し口に出し、頭で理解しておくこと
・60歳から90歳までの30年間、
生活費の3分の1ぐらいは何らかの形で
手に入るようにしておくこと
(仕組みをつくること)
ということになる。
この中で、なんといっても
もっとも大切で、
かつ難しいのは、
90歳まで働けるか? ということだ。
これは男性だけに言っているのではなく、
単身の女性、バツイチの女性、
専業主婦などにも共通して、
今までと違った考え方が必要になる。
◇ たとえば、
「定年を迎えて家で
ゴロゴロしている旦那が面倒」
という主婦がいて、
定年から残りの人生が
40年もあった場合は、
年金も十分にもらえないので
夫が他界した後は、
その主婦は「下流老人」に転落する。
「粗大ごみ」と言っていた時代の
夫というのは、
「もう、十分稼いだから
ゴミのようなものだ」
ということだが、
これもこれからは再考する必要がある。
◇ 膝も痛い、腰も痛いとなると
外出もままならない。
ましてや体を動かす仕事となると
至難の技。
また、医療費の高騰で
医者にかかるのも高い。
大病院で診てもらおうとすると、
まず近くの医師に診察してもらい、
5000円を払って紹介状を
書いてもらう必要がある。
女性だけでなく、
子供にとっても新しい課題も出てくる。
親が100歳近くなると子供も70歳になり、
まさに「老々介護」になるのである。
◇ 最後にここ10年ぐらいで起きる
「社会的な大きな変化」の
一例をあげる。
・定年が75歳もしくは80歳まで延びる。
(ただし病気の人は退職せざるを得ない)
・定年のない企業が増える
(アメリカの大学は定年がない)
・年金がどんどん切り下げられる
(若者が我慢できなくなる)
・何もすることがなく精神的に
不安定になる女性が増え、
ギスギスした世の中になる
このメガトレンドに、
早く気づくことができれば
まだ未来は明るい。
今から準備を。 完
今日一日の人生を大切に!