◇ 1月4日、イラン革命防衛軍が
ペルシア湾を航行中の韓国船籍の
タンカー「MT韓国ケミ」を、
海洋汚染を理由に拿捕した。
韓国ケミの船員は
海洋汚染の容疑を全面否定し、
韓国政府もイラン大使を呼んで
猛抗議を行い、
船舶と船員の即時解放を求めた。
◇ 冒頭の朝鮮日報は、
ロイター通信が伝えこととして、
イラン政府の報道官が、
イランの韓国船舶拿捕は人質事件に当たる
という主張に反論して、
「イランの資金70億ドルを
人質にとっているのは韓国だ」
と述べたことを報じている。
冒頭の朝鮮日報の報道では
ここまでしか書いていない。
日本人にとっては
なんのことだかわかりづらいが、
韓国とイランはずっと確執を抱えていた。
かねてより韓国は、
相手の弱みに付け込む
約束を守らない
そんな信用のできない
国のように見えている。
◇ 台湾は朝鮮戦争時に
韓国を支援したが、
韓国側は1992年の
中韓国交正常化の際に、
「台湾との断交はない」と
弄しながら韓国車を台湾に売りつけ、
その直後に一方的に断交を宣言して、
韓国にあった台湾の大使館の資産を
中国名義に変更するといった、
信じられない不義を行った。
◇ 日本に対しても、
1965年に結んだ日韓基本条約で、
「解決済み」としている問題を
繰り返し持ちだして、
条約締結から55年を経過した現在も、
いまだに
「謝罪と賠償は終わっていない」と
言い続けている。
さらには2015年に
「最終的かつ不可逆的に解決した」と、
日韓政府双方が取り決めた
慰安婦問題日韓合意も、
韓国側は一方的にこれを破り、
日韓合意の際に設立した財団も
解散させてしまった。
このようなお国柄のため、
イランに対しても、
韓国はこれまで何度も
相手の弱みに付け込み、
大きな摩擦が起こっていた。
つづく
今日一日の人生を大切に!