◇ 4月に新年度を迎える企業は多い。
理想を描き、就職しながらも
現実に戸惑う人、
人事異動で慣れない部署へ
着任した人もいるだろう。
◇ 「ニューヨークビズ」は、
全米36都市で配布している
日本語のフリーペーパーだ。
発行人の高橋克明氏は、
ニューヨークで
ジャーナリストになる夢を追い求め、
英語力ゼロのまま、
27歳の時に単身で渡米した。
厳しいビジネス環境の中で、
屈辱に耐えながらも、
20年間、寝る暇も惜しんで努力した。
ハリウッドスターや
メジャーリーガーなど、
日米で1000名に及ぶ
インタービューにあたり、
東海岸で最多の部数を
発行するまでになった。
◇ 彼が書いた本が面白い。
この本の中の「高橋克明語録」を
引いてみることにする。
・仕事を本気で好きになった瞬間、
仕事がしごとでなくなる。
生活の大部分を占める時間が楽しいのか、
苦痛かで、人生は大きく変わる。
・人の話は聞くな!
たとえ10人からいいアドバイスをされても
11人目の自分の声を聞け!
・タイミングなんて読むな!
読んだら動けなくなる。
考えずに動くこと。
・渡ってきた橋を崩せ!
逃げられる橋があると
無意識に引き返してしまう。
だから最初に橋を崩す。
◇ 新しい環境で働く時、
キャリアにかかわらず、
仕事について悩むことがあるだろう。
そのような時は、
自分自身の声に耳を傾け、
「逆境は成功への道行き、
スキルアップのチャンス」と捉え、
仕事を全力で楽しもう。
今日一日の人生を大切に!