◇ WHO(世界保健機関)の
「世界保健統計2019年度版」によると、
国・地域別の順位は公表していないが、
2016年の日本の平均寿命は、
84.2歳 で、
男性 81.1歳、女性 87.1歳
ほかに平均寿命が高い国では
スイス 83.3歳、スペイン 83.1歳 だった。
一方、アフリカのレソトが 52.9歳、
中央アフリカが 53.0歳 と
大きな開きがあった。
また、米国では14年の平均寿命は
79.0歳だったが、
16年には 78.5歳 に低下した。
◇ 平均寿命 84歳の日本は
たぶん世界一の長寿国だろう。
しかし男女別に見ると、
女性は第1位なのに対し、
男性は 第6位 で、
意外なことにベスト5にも入っていない。
現代の日本で本当に
「アンチエイジング」が求められているのは、
健康に対する意識の高い女性よりも
無頓着な男性のほうということになる。
男こそアンチエイジングが必要なのだ!
◇ 日本人は世界的に見ても
睡眠時間が短いが、
睡眠不足は決して侮れない。
睡眠時間が短いと生活習慣病や
うつ病のリスクが高くなり、
寿命を縮めることが分かっている。
特に6時間を切ると要注意だ。
◇ 日本人は睡眠時間を削るのが大好きだ。
「四当五落」 や
「惰眠をむさぼる」
などという言葉もあり、
寝る間も惜しんで働くことが
美徳とされてきた。
実際、日本人は世界的に見ても
睡眠時間が短い。
つづく
今日一日の人生を大切に!