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“少子高齢化”の時限爆弾で日本は終わる ② vol.506

 

「人口が減るのであればロボットや

     人工知能でしのげばいいじゃないか」

 

    という人もいる。

 

しかし、ロボットや人工知能で

少子高齢化問題が解決すると考えるのは、

あまりにも浅はかである。

 

ロボットをいくら増やしても、

ロボットが商店街をぶらぶらして

買い物をするわけではない。

 

ロボットは買い物をしてくれないので

内需は増えない。

 

家を借りることもない。

 

税金を払ってくれるわけでもない。

 

子どもを産んでくれるわけでもない。

 

ロボットは少子高齢化の

「労働面の解決」にはなるが、それだけだ。

 

すべての解決にはならない。

 

「令和」を迎えて日本は

    何を考えなければならないのか。

 

日本の根幹は「少子高齢化」によって

足元が崩れ去っていこうとしているのだから、

 

「令和」の時代は必死になって

少子高齢化問題を

解決しなければならないのである。

 

何としてでも、

「令和」の時代で日本人の数を

増やす必要がある。

 

政治家も国民も一丸となって、

きめ細かく人口を増やす政策を

取り続けるしかない。

 

政治の焦点は、ここに的を絞るべきだ。

 

◇「昔は子供が労働力だったから

      多子だったのだ。

     先進国になったらそうでないから

     多子にはならない」

 

「十分に成熟した社会では多子は望めない」

 

と言って、

 

日本の少子高齢化の解決を

あきらめさせようとする人間もいる。

 

しかし、日本の出生率は 1.44 

人口が維持できないほどの少子化であり、

 

明らかに政治の無策や国民の無理解が

状況を悪化させている。

 

少子高齢化」で問題なのは、

 

    日本は団塊世代ジュニアの時代に

   バブルが崩壊して、

 

本来は増えるべき人口が増やせないまま

放置されてきたことだ。

 

日本の人口はもっと増やせたのだが、

社会環境の悪化がその芽を摘み取った。

 

政治の無策が

そこに加わったのも不幸なことだった。

 

対策も何もしないで

「先進国は少子化だから放っておけばいい」

というのは言語道断である。

 

それでは、

   日本は少子高齢化で崩壊するのか。

 

これについては

「少子化対策をするかしないか」

にかかっている。

 

問題がはっきりと認識されたら

対策することもできるのが日本人の強みだ。

 

もともと日本人は、

問題の現状認識と要因分析ができたら、

 

一丸となって対策を取り効果を計り、

さらに対応することができる民族である。

 

だから、日本人の国だからこそ

現状は絶望的ではないと言える。

 

少子高齢化が日本を蝕む

ガンであることを知り、

 

対策を取れれば日本はまだ

「終わり」にはならない。

 

「令和」の時代は、

少子高齢化問題に本腰を入れて

取り組んでくれる政治家が誕生し、

 

国民がそれを応援する光景が

見られるのだろうか。

 

そうなって欲しいが、

そうなるとも言えない。

 

「令和」がどんな時代になるのかは

わからないが、

 

「令和」は日本人が日本に誇りを持てる国に

なって欲しいと強く願っている。

 

令和の時代に、

新しい日本の希望を見たいと切に願う。

                                        

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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