◇ 人生は有限だ!
人の一生はあっという間に終わる。
新しいモノに挑戦するときに
自分で一からコツコツ学んでいたら、
そこに大変な労力と時間を
投下しなければならない。
だからこそ、何かを学んだり、
身に付けたりするためには、
「既にそれを専門でやっている人」
から学ぶべき。
それが一番の近道、最短ルートなのだ。
◇ 吉田兼好「徒然草」にも
このようなくだりがある。
少しのことにも 先達はあらまほしきことなり
仁和寺に居た僧侶が、
いままで岩清水八幡神社に
行ったことがなかったので、
参詣しようと思い立ち、
山のふもとの極楽寺と高良神社を
岩清水八幡神社と勘違いして
お参りして帰ってきたというお話。
どんな些細なことでも
案内人や指導者が必要だということ。
いまから600年以上前のお話である。
◇ それから文明は進歩・発展を
遂げてきたわけだが、
世代が変わるたびに、
おんなじことを繰り返すのが人間である。
もうそろそろ個人レベルで
気づくことが必要だ。
アイザック・ニュートンも
このようにいっている。
「巨人の肩に乗る矮人(わいじん)」
矮人:たけの低い人
先人の積み重ねた発見があるからこそ
新しい発見が生まれる。
そして
何者でもない人間が、何者かになれる。
◇ もちろん一生懸命の努力は尊い。
だが、
「ただ、やみくもなだけの努力」は、
何の成果ももたらさず、
徒労や時間の浪費にすぎない。
だからこそ、
トンビは何かの能力を手に入れたい、
と思ったときには、
「最短ルートを見つけること」
に 注力するのである。
つねに「最短ルートを見つける」ために、
・先人に教えを乞う
・指導を仰ぐ
・エキスパートを見つける
そのために持っている範囲内で
金銭を投下する。
結果、わかったのは、
ここで投下する資源は
「単なるコストではなく、
巨大なリターンをもたらしてくれる投資」
であるということだ。
だから自己投資のための金銭が
必要ということになる。
世の中金次第!
まさにその通りである。
自己投資するくらいの金は持っておきたい。
今日一日の人生を大切に!