ああア~~ああアあああア
ああア~~ああアあああア
五郎: 悪口ってやつはな、
いわれているほうがずっと楽なもんだ。
いっている人間のほうが傷つく。
純 :「・・・・・・」
五郎: 被害者と加害者と比較したらな、
被害者でいるほうがずっと気楽だ。
加害者になったらしんどいもんだ。
だから悪口はいわんほうがいい
◇ 北海道の富良野を舞台にした
テレビドラマ「北の国から」より。
この番組をー取り上げるのは2度目になります。
http://dr-tonbi.jp/2018/02/27/0219/
父親の悪口を言ってまわっている村人に
憤慨する息子・純を父親・五郎が
なだめているセリフです。
妻令子の不倫をきっかけに
純と蛍をつれて郷里の富良野に
帰ってくるところからドラマは始まります。
このドラマはまさに人生の縮図。
人と人との感情の縺れにより
人生にはいろんなことが起こります。
富良野の大自然に育まれならが
成長する子供たち、
愛する人との出会いと別れ、
家族とはどうあるべきか、
人としてどうあるべきか、
そんなことを倉本聰はあのドラマを通して
言いたかったのでしょう。
シリーズ最後の
「北の国から2002年 遺言」では、
2002年の最高視聴率を記録しました。
五郎:金なんか望むな。幸せだけを見ろ。
ここには何もないが自然だけはある。
自然はお前らを死なせない程度には
充分喰わしてくれる。
自然から頂戴しろ。
そして謙虚に、つつましく生きろ。
それがお父さんの、お前らへの遺言だ。
◇「富良野塾」は俳優を育てるために
倉本聰氏が北海道富良野市に
開いた養成所でした。
塾には「原始の日」があったそうです。
その日は電気もガスも使えない。
たき火のパーティーでは塾生の班ごとに
生きた鶏をあてがい、調理させました。
塾生: 自分でシメるんですか?
倉本聰: シメる。シメて血抜きをして、
毛をむしり、ケツから手を入れて
内臓を取り出す。
残酷だなんて逃げるな。
その作業を、いつも誰かがやってくれているんだ。
食うだけ食っといて、残酷だななんて言うな。
罪の意識にさいなまれたら祈れ。
こういう時のために神様はいるんだ。
<今日の名言>
一歩踏み出せるなら、
もう一歩も踏み出せる。
トッド・スキナー(フリークライマー)
今日一日の人生を大切に!