もう、そうとう昔のTVドラマ「北の国から 」②   vol.264

 

ああア~~ああアあああア

       ああア~~ああアあああア

 

五郎: 悪口ってやつはな、

           いわれているほうがずっと楽なもんだ。

    いっている人間のほうが傷つく。

 

純 :「・・・・・・」

 

五郎: 被害者と加害者と比較したらな、

            被害者でいるほうがずっと気楽だ。

 

   加害者になったらしんどいもんだ。

 

            だから悪口はいわんほうがいい

 

 

◇ 北海道の富良野を舞台にした

     テレビドラマ「北の国から」より。

 

この番組をー取り上げるのは2度目になります。

http://dr-tonbi.jp/2018/02/27/0219/

 

父親の悪口を言ってまわっている村人に

憤慨する息子・純を父親・五郎が

なだめているセリフです。

 

妻令子の不倫をきっかけに

純と蛍をつれて郷里の富良野に

帰ってくるところからドラマは始まります。

 

 

このドラマはまさに人生の縮図。

 

 

人と人との感情の縺れにより

人生にはいろんなことが起こります。

 

 

富良野の大自然に育まれならが

 

成長する子供たち、

 

愛する人との出会いと別れ、

 

家族とはどうあるべきか、

 

人としてどうあるべきか、

 

そんなことを倉本聰はあのドラマを通して

言いたかったのでしょう。

 

 

シリーズ最後の

「北の国から2002年 遺言」では、

2002年の最高視聴率を記録しました。

 

 

五郎:金なんか望むな。幸せだけを見ろ。

 

   ここには何もないが自然だけはある。

 

   自然はお前らを死なせない程度には

          充分喰わしてくれる。

 

   自然から頂戴しろ。

 

          そして謙虚に、つつましく生きろ。

 

   それがお父さんの、お前らへの遺言だ。

            

 

「富良野塾」は俳優を育てるために

     倉本聰氏が北海道富良野市に

     開いた養成所でした。

 

塾には「原始の日」があったそうです。

 

その日は電気もガスも使えない。

 

たき火のパーティーでは塾生の班ごとに

生きた鶏をあてがい、調理させました。

 

 塾生: 自分でシメるんですか?

 

倉本聰: シメる。シメて血抜きをして、

                 毛をむしり、ケツから手を入れて

                 内臓を取り出す。

 

    残酷だなんて逃げるな。

 

              その作業を、いつも誰かがやってくれているんだ。

 

    食うだけ食っといて、残酷だななんて言うな。

 

                 罪の意識にさいなまれたら祈れ。

 

    こういう時のために神様はいるんだ。

 

 

<今日の名言>

 

一歩踏み出せるなら、

もう一歩も踏み出せる。

 トッド・スキナー(フリークライマー)

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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