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「プレミアムフライデー」よりも「ろくじろう」   vol.237

 

◇ ファッション・ショッピングサイト

「ZOZOTOWN」などを展開している

 スタートトゥデイという会社がある。

 

 
2007年に上場した

人気のオンラインアパレル企業だ。

 

 
その会社が2013年、なんと労働時間を、

朝9時から午後3時までに変えてしまった。

 

 
法律的にも日本の労働基準法上、

6時間の連続労働が許されている。

 

6時間以内の就業時間の場合、

休憩はいらない。

 
ところが6時間を超えると

45分の休憩が必要になり、

8時間になると1時間の休憩が必要になる。

 

だから休憩を入れると、

午後3時終業はできず、もっと遅い時間になる。

 

 
そこで、

 

6時間休みなしで働くことで

午後3時終業を実現させた。

 

 
昼食はないが、それでも早く帰れるほうが

魅力だという声が社内では圧倒的。

 

基本的な労働時間は、

就業規則では8時間ではあるが、

 

自分の仕事を6時間で切り上げられる人は、

自由に6時間労働で勝手に帰ってもいい。

 

しかも給与は8時間換算で支払われるとのこと。

 

社員は午前9時から出社して、

午後3時まで昼休みなしで

6時間集中して働くそうだ。

 

◇ 前澤社長の狙いは、

 

「生産性の向上と

 午後3時以降の時間の有効活用」

 

 

仕事帰りに一杯飲んで帰る人

 

フィットネスクラブで運動する人

 

習い事に行く人

 

将来のために勉強する人 等、

さまざま。

 

この制度は「ろくじろう」と呼ばれ

社長の狙い通り

前年比25%も生産性が向上したそうだ。

 

「プレミアムフライデー」より

 

「ろくじろう」の方が

 

確かにインパクトがある。

 

 
そろそろ日本の企業も欧米並みになってきた。

 

働く時間が長いことは決していいことではない。

 

残業は暇人がやること

 

 

優秀な人は、サッサと帰って

将来のために勉強している。

 

 
これからは、間違いなく

「ワーク・バランス」「ワーク・シフト」

キーワードとなる。

 

<今日の名言>

人間にとって「認められること」は、

植物にとっての太陽である。 

 コンサルタント フランク・アイバ-セン

 
*太陽が燦々と照る会社にしなければなりません。

トンビ博士

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