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「やってみなはれ 」のノリでまずはやってみる vol.238

 

◇ サントリーの基本精神を表している言葉が、

 

     この 「やってみなはれ」

 

これは創業者である鳥井信治朗氏が

ことあるごとに口にした言葉だ。

 

 
「やってみなはれ」とは、

まさにノリをよくする「魔法の言葉」である。

 

 
リスクは伴うが、新たなことに

果敢に挑戦する気持ちこそ

「やってみなはれ」の精神であり、

 

その言葉を言われるとなんとなく、

「やってみようかな」という

エネルギーが涌き上ってきたりする。

 

 
しかし「やってみようか」という

気持ちはあるが、

 

いろんなリスクを考えると

「やっぱ、やめとこ」

となるのが大半だ。

 

その前向きな気持ちにブレーキをかけているのが

 

コンプライアンス、  内部統制の強化

ということになる。

 

 
◇ ある企業のコンプライアンスの担当者が

     このようなことを言っていた。

 

 
「羊たちを管理しようと、柵をつくり、

   番犬を放ったら、いつの間にか犬が

 オオカミに変わってしまった。

 

     逃げないようにと柵で囲っていたので、

   羊たちは逃げ場を失い、

    すべて噛み殺されてしまった」 

 

 
 ◇ 企業経営にとって管理は当然必要だ。

 

      しかし、誰かがきちっと統制しないと

      管理は新たな管理を生み出し、

      自己増殖して、過剰管理に陥っていく。

 

 
たとえ経営管理上必要なことであっても、

けっして付加価値を生み出すことのない

業務に追いまくられることほど、

効率を悪くするものはない。

 

 
コンプライアンス強化、過剰管理によって

「効率」という競争力を失ってしまっては、

元も子もない。 

 

 
管理の根本的な思想、そして仕組みのあり方を

見直すことは大事なことに思える。

 

手遅れにならないうちに、

早く手をつけなければならない。

 

 

<今日の名言>

心配しても明日の悲しみがなくなるわけではなく、

ただ、今日の喜びが奪われるだけである。 

       教育学者 レオ・バスカーリア

 
*仕事がうまくいかない、人間関係で悩んでいる、
   そんなことを心配するのはもうやめましょう。
   必ずなんとかなります。  

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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