会社がいつも前進するためには、
他人の踏んでない道を進まなければならない。
他人の踏んでない道を進むためには、
他人の教えをそのままやっていたのでは
間に合わない。
他人の教えは過去の副産物。
他人の教えを受けていても、
その上に自分の知恵を加えて、
自分の道を切り拓かねばならない。
自分の特徴を活かし、その特徴を毎日磨き、
向上させる努力を続けなければならない。
盛田昭夫
◇ 世界は予測不能です。
これをまずわれわれは
強く認識する必要があります。
したがって、未来を
過去の延長線上で考えないことが大前提です。
◇ オーストラリアで、
レンタカーを借りた日本人の学生が、
離島に渡る際、カーナビの案内を
信じすぎて海に飛び込んでしまった
というニュースが小さな話題となりました。
これはきちんと規則を守り、
脱線をよしとしない日本人の性格が
如実に現れた出来事です。
カーナビの言うことを信じすぎた結果、
物理的にはまさに
「道を踏み外してしまった」
というところが皮肉です。
どうせ道を外すのなら、「カーナビ」なしで、
自発的に脱線したほうがおもしろいと、
トンビはそう思うのです。
◇ ロジカルシンキングからは
常識的な発想しか出てきません。
またマーケットリサーチは極論すれば、
後追いしかできません。
だからイノベーションには
邪魔になってしまいます。
論理からは絶対で出てこない未来。
リサーチでは絶対に調べることが
できないことをして、自ら創ってしまう。
つまり
「未来予想」ではなく「未来創造」に
頭を切り替えていくことが大切です。
<今日の名言>
財を遺すは下、
仕事を遺すは中、
人を遺すは上とする。
中国のことわざ
*業績を遺すより、人を育て遺すことが、
その人間の価値を決定するという意味です。
人が一番の財産ということになります。
今日一日の人生を大切に!