◇ 重要なことは
「すでに起こっている未来」
を確認することである。
すでに起こってしまい、
もはや後戻りできない変化、
しかも重大な影響力をもつことになる
変化でありながら、まだ一般には
認識されていない変化を知覚し、
かつ分析すること。
◇ 未来は、すでにみなさんの
まわりで起こっているのです。
しかしその変化に、ほとんどの人は
まだ気づいていません。
その変化を発見するには
「観察すればいい」
とドラッカーは言っています。
しかし、観察しても気づく人と
気づかない人がいます。
その差は何なのかと言えば、
「思う、感じる、考える」
といった人間力なのです。
感性を磨くと言い換えることもできます。
まわりの微細な変化を感じとり、
変化に気づき、未来の有り様を
考えることができるようになれば、
まさに「先んずる」とことが
できるようになるのです。
◇ しかしたとえ先んずることができても
組織の中に、同じ考え方、同じ見方、
同じ感じ方の人が集まった場合は、
飛躍、発展、進歩は望めません。
組織内に、違った考え方、違った見方、
違った感じ方の人が大勢いて、
はじめて組織の飛躍もあるし、成長もあります。
これが 多様性(ダイバーシティー)
の考え方です。
「すでに起こった未来」を知覚し、
「多様性」を取り入れる懐があれば、
組織は間違いなく発展をするでしょう。
<今日の名言>
夏になったら、
鳴きながら、必ず帰ってくるあの燕さえも、
何かをさかいに、ぱったり姿を見せなく
なることもあるんだぜ。 by寅さん
*これは、大変奥が深いですね。
家に帰って、いつもいると思っている人が、
突然いなくなることもあるのです。
今日は恐る恐る家に帰ってみましょう。
今日一日の人生を大切に!