◇「与える人生」か
「与えるられる人生」か。
そのどちらかを選ぶかで、
人生の景色はまったく変わる。
人間は「与えられる」方が嬉しいし、
「与えられる人生」により幸せを
感じるものです。
しかし、仕事、特にお客様を相手にする
営業は 「与える」 ことから始めた方が
うまくいきます。
◇ たとえば
天国と地獄にはどちらにも、
数メートルもあろうかという箸と、
たくさんのおいしい食べ物があったと
いたします。
地獄に美味しい食べ物があるわけないと
言われるかもしれませんが
あった と仮定します。
地獄にいる人たちは、その箸を使って
やっきになって食べようとするのですが、
当然ながらうまくいきません。
箸が長すぎて、食べ物はぼろぼろとこぼれ、
目の前にたくさんのおいしいものが
あるのに、地獄の人たちはおなかを
すかせたままです。
一方、天国にる人たちは、
その長い長い箸を使ってお互いに
おいしいものを食べさせあうのだといいます。
「あなたからどうぞ」と相手の口元に
箸を向け、自分の口元に差し出されたものを
食べて、みんなが満足感と幸せを感じるのです。
◇ 営業もこれと同じではないでしょうか。
まず、与える気持ちを持ち、
お客様を喜ばせることに全力を注ぐ。
すると、そのお客さまから契約を
いただいたり、別のお客さまをご紹介して
いただいたりすることができる。
まず、こちらから「与える」ことで、
辛く、苦しい営業スタイルとは
一線を画した仕事ができるようになるのです。
これが「貢献営業」です。
◇ セールスマンというのは、仕事を通じて、
直に人を喜ばせることのできる職業です。
考えてみれば、このように幸せな仕事は
他にないのではありませんか。
「くれくれセールスマン」になるのではなく、
まずは相手に差し出す「貢献セールスマン」
になってください。
これがトップセールスマンになる近道です。
いいえ、これが、唯一の道です。
今日一日の人生を大切に!