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米国大統領選挙後の3つのシナリオ ② vol.894

トランプ氏には400億相当の

  借金があると言われている。

 

これの返済期限が迫ってきている

という噂があり、

 

仮に大統領を退任するにしても、

これをどう処理するかは

頭の痛い問題となっているという噂である。

 

NYタイムスの報道によれば、

この借金を貸しているのはドイツ銀行で、

ロシアとサウジが裏書きしているという。

 

ということは、仮に政治亡命するにしても、

この2国は難しい。

 

では、どこに亡命するつもりなのか?

 

ドイツ銀行が絡んでいる中では、

   EU圏も難しい。

 

そうなると、

例えばジョンソン首相の英国とか

ネタニヤフ首相のイスラエルなど、

 

トランプ氏が在任中に

良好な関係を結んだ国が

対象に浮かび上がる。

 

つまりジョンソン首相とネタニヤフ首相が、

真っ先にバイデン氏に祝意を送った背景には、

 

「ウチは亡命を

  受け入れませんよ」

 

という意思表示も入っているに違いない。

 

さらに言えば、

菅総理も同様だ。

 

サッサとバイデン氏に

祝電を打ったのは、

 

「ウチは今後、

 トランプの面倒は見ない」

 

という宣言という意味合いが

あったのかもしれない。

 

そうなると、

 一つの可能性として浮上するのは、

 

 北朝鮮 だ。

 

可能性は極めて小さいが、

 

亡命先として受け入れておいて、

身柄を人質にして今後の交渉カードにする、

 

そんな陰謀を金正恩が考えて、

それにトランプが騙されて乗るという

可能性はゼロではない。

 

また、韓国サイドがその幇助をする

可能性も全くのゼロとは言えない。

 

仮に、12月などのタイミングで、

トランプが日本などの訪問を

言い出したら警戒すべきだ。

 

日本を訪問して

晩餐会などの派手な席上で

そっとトイレに立った後で、

「ドロン」というような、

 

スパイ映画も真っ青のような

シナリオがないとも限らない。

 

トランプ氏には常識は通用しない。

 

その場合には、

菅総理は「まともな」相手方と協力して、

この亡命劇を未然に防ぐべきだ。

 

仮に何らかのシナリオでトランプ氏が

  アメリカ政治の舞台から退場した場合、

 

例えば2022年の中間選挙、

そして2024年の大統領選においては、

共和党はどんな政治家を出してくるのか。

 

この問題は共和党だけの問題ではなく、

 

民主党の中で穏健派と左派が、

いつまで共存できるのか、

 

という問題も関わってくる話になる。

 

次の大統領については、

現時点まったく見えないが、

 

とにもかくにも、

3つのシナリオのいずれでも構わないので、

 

早く着地して欲しいというのが、

トンビの本音である。   完

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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