Categories: 一般教養・雑学

リベラルアーツを学ぶべき3つの理由 ① vol.621

 

◇ リベラルアーツ(教養)というと

    大学教育を連想するが、

 

  最近は社会人も身に付けるべきだ

  という意見をよく聞く。

 

ただ、

 

「ジャンルが広すぎて

    何から手を付ければよいかわからない」

 

と悩む人も多いだろう。

 

ビジネスパーソンが

身に付けるべき教養とは何か。

 

なぜいま、ビジネスに教養が必要なのか。

 

トンビも「教養講座」を主催している立場として

その重要性を少し考えてみることにする。

 

リベラルアーツ研修や講座は

    56年前から大幅に増えている。

 

   内容は美術、音楽、文学、

   歴史、哲学、宗教などさまざま。

 

専門家やパートナーコンサルタントが

講師として登壇するほか、

 

教養の必要性自体を

講師が話すこともあるという。

 

ここで間違ってはいけないことは

「物知りになろうと思ってはいけない」

ということだ。

 

     教養人=  物知り    ではない。

 

教養人とは「人間をよく知る人」のことだ。

 

そもそもリベラルアーツは長い歴史の中で

人間が生み出してきたものを学ぶこと、

 

すなわち

 

 「人間を学ぶこと」

 

というわけだ。

 

だから、多くの知識を学ぶ必要はない。

 

自分が興味を持つ一つのことを掘り下げる。

 

それが第一歩になる。

 

◇ 手始めに、

 

「自分が大学や高校で興味を覚えた授業に

   関する本を1冊読んでみてはどうだろうか」

 

そこから関心のおもむくまま、

関連する本を読んだり、

 

講演を聞きに行ったりして

専門性を深めていく。

 

また、伴侶や恋人、友人らが持っている

趣味や特技などの世界に、

一歩足を踏み入れてみるのもおすすめだ。

 

「身近なところから、

   全く違った世界が開ける」ことがある。

 

美術館を巡るのも、

リベラルアーツを学ぶきっかけになる。

 

会社にいなくてよい時間を

スタバやシェアオフィスだけで

過ごすのはもったいない。

 

芸術に触れるのも仕事の一つと

割り切ってよいのではないかと思う。

                                    つづく

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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