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2020年の台湾総統選挙に注目 ② vol.599

 

◇ 確かに、蔡英文氏は女性であるが故に

    様々な攻撃をされてきた。

 

台湾の中国寄り女性タレントが

美醜を持ち出して

蔡英文を攻撃したこともあった。

 

そのたびに蔡英文氏は

冷静に対応してきた。

 

台湾の女性タレント張瑞竹が、

蔡英文総統を侮辱するようなコメントを

フェイスブックで投稿。

 

その内容はというと、

 

蔡総統は見た目も残念、

スタイルも残念な女。

 

 彼女は毎日何もせず、

 ただ向かいに住んでいるイケメンに

 犯されると毎日叫んでいる。

 

というもの。

 

なかなか辛辣な内容だ。

 

この中に出てくる

「向かいに住んでいるイケメン」

とは誰かというと、

 

なんとお隣の国の

「習近平」を指している。

 

蔡英文がもしも男性だったら、

このような余計な攻撃は

受けずに済んだことだろう。

 

◇ 2016年、中国の新華社通信系列の

    ニュースサイトが、蔡英文のことを

 

独身女性の政治家として、

 蔡には愛という感情面での負担、

 家族という制約、子どもという心配事がない。

 

 彼女のやり方や戦略は

 時に感情的で個人的で極端だ。

 

と評論した。

 

それに対して、

アメリカのワシントン・ポストは、

 

の論説が、蔡について

 何も伝えていない一方で、

 

   中国政府には

『性差別やシングル・シェイミングが存在する』

 ことは伝わった。

 

 として、批判した。

 

♦シングル・シェイミング :

  独身であることを恥だとして批判すること

 

◇ まったく意味のない中傷だ。

 

20201月に予定されている

台湾総統選挙は、

与野党ともに立候補者はほぼ出揃った。

 

元行政院長の頼清徳の支持者たちは

なおも不満を抱えているが、

 

頼氏本人は「負け」を認めており、

 

今後は蔡支持を表明していくと言いながら

トランプ大統領からの支持表明はない。

 

そうなると、親密ぶりを

アピールしたのが仇となり、

 

うさんくさい奴との印象を

もたれることになるだろう。

 

◇ これらのゴシップを含めて、

     2020年の台湾総統選挙は、

     中国にとっては「内政問題」であるから、

 

外国がやたらに口をだせば

「内政干渉」するなと攻撃されることになる。

 

しかし、この選挙はすべての人類に対して

民主か独裁かを問う選挙だとトンビは考える。

 

そのため、台湾に対して、

世界各国の積極的な干渉を呼び掛けたい。

                                             

 

 

今日一日の人生を大切に!

トンビ博士

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