◇ ドストエフスキーを
読まなければいけない理由として、
上阪徹氏はこのように述べている。
ドストエフスキーの小説には、
人間というもののすべてが
詰まっているんですよ。
特に人間が生きる世界が、
いかに理不尽で、無慈悲で、
不平等で、不合理で、
残酷なものであるかが
語られている。
それを理解して生きるのと、
まったく理解しないで生きるのとでは、
人生は大きく変わっていくんです
上阪徹
◇ たとえば、
「人生全般に対する
根本的な認識」 を
どのように持つかによって、
その結果は大きく変わってくる。
こういった根源的なレベルにおける、
「内面的、外面的、
いずれにおいても、
よりよい未来、より安定した未来が
開けてくれる可能性の高い言葉」
を集め、身体化させつつ、
継続的にバージョンアップしていく。
これができれば、
人生をより良いものにしてくれる。
そのように思われるのである。
だから、
知識やノウハウや
テクニックを学ぶよりも、
まず先に信念を固めることが大切 で、
この信念は、
「言葉によって固まる」ということ。
◇ たとえば、
「人生は安定しているもの」
という信念を持って生きているのか、
それとも、
「人生は不安定なものだからこそ、
精神を安定させるための
スタビライザー(安定化装置)を
持つ必要がある。」
という信念を持って生きているのか。
「スタビライザーを備えることによって、
人生は安定化する」 という信念を
持って生きているのであれば、
自分自身のこれからの生き方が、
大きく変わってくるのではなかろうか。
スタビライザー : 自らの精神を平衡化させるため
の内的・外的システム
<今日の名言>
経営者に必要なのは、無関係に思える変化から、
その先にある大きな変化を読むことでしょう。
両備ホールディング会長小嶋光信
*ドラッカーも言っています。
「すぐそこにある未来」と。
いま起こっている変化を捉えることが
できれば未来がわかるということです。
今日一日の人生を大切に!