◇「大切なのは、
何が与えられているかではなく、
与えられたものをどう使うかである」
何が与えられているかに
注目するのではなく、
「与えらたものをどう使うか」に
注目すること。
◇ あなたの不幸は、
あなた自身が「選んだ」もの。
「なにが与えられているか」に
執着しても現実が変わらない。
我々は交換可能な機械ではない。
我々に必要なのは
交換ではなく、更新なのだ。
いまのあなたが不幸なのは
自らの手で「不幸であること」を
選んだからなのだ。
不幸の星の下に
生まれたからではない。
◇「誰ひとりとして
悪を欲する人はいない」
という言葉をご存じだろうか?
一般に、
『ソクラテスのパラドックス』
として知られる命題である。
いかなる犯罪者であれ、
悪事を働こうと思って
犯行に手を染める者などいない。
当人にとっては
「しかるべき理由」が
あってのことであり、
言葉を変えるなら
「善」の遂行なのだ。
もちろん
道徳的な意味では善ではなく、
「自分のためになる」
という意味での
善ということになる。
◇この世界には、不正や犯罪など
さまざまな悪行がはびこっている。
しかし、純粋な意味でも
「悪」を欲する者など、
ひとりもいない。
「不幸であること」を
選んだだけなのだ。
あなたの人生の
どこかの段階で、
あなたが不幸な境遇に
生まれたからでも、
不幸な状況に陥ったからでもない。
「不幸であること」が
ご自身にとっての「善」だと
判断したということになる。
つづく
<今日の名言>
一度人気が落ちないと、
本当に良い仕事はできませんよ。
萩本欽一
*明るいところばかりを歩いていると、
暗いところを歩いている人には
その人の気持ちはよくわからない。
いろいろな経験が血肉化し、
はじめて見えてくるものがある。
今日一日の人生を大切に!