◇ 今日は二十四節気の一つ、
啓蟄 だ。
啓蟄とは、
「冬ごもりの虫が
地中から這い出ること」
を表して、
春の季語としても使われる。
◇ 人間のように年間を通じて
活動する生き物とは別に、
寒い冬は地中や水底、穴倉で
じっとして越冬する生物もいる。
人の人生を季節に例えると、
逆境の寒々しい冬の時期があれば、
それを乗り越えて、
暖かな光が差す春のような時期、
万事情熱的に運ぶ夏のような時期、
秋のように穏やかな時もあるだろう。
どのような状況でも一喜一憂せずに、
四季の巡りのように
受け入れることが必要だ。
◇ 夜になったといって、
だれが悲しむ者があるか。
休みの時がきたのだ。
すでに明朝が近づいてたのだ。
必ず明日がくる
という言葉がある。
夜があるから明日がある。
冬があるから夏がある。
朝も春も必ずやってくる。
コロナ禍、ウクライナの戦禍等、
世の中は寒々とした状況が続き、
一向に春の兆しは見えないが、
冬ごもりが長く続く時ほど、
「必ず春は来る」と心したい。
今日一日の人生を大切に!