◇ 惑星は「惑う星」と書くが、
その意味は中学校理科の
「太陽系」の単元で学んだはずだが、
すでに記憶にない。
トンビは小学校で、
太陽系の惑星を、太陽に近い順から
「すいきんちかもくどってんかいめい」
と覚えたものだが、
2006年に冥王星は
サイズが小さすぎて、
「準惑星」という分類になったことを
トンビはいままで知らなかった。
したがって、
この時点で太陽系の惑星は、
水星、金星 地球、火星、
木星、土星、天王星、海王星
の8つとなってしまったのである。
◇ 太陽系の惑星は、
いままで正式な定義はなかったが、
2006年、国際天文学連合によって
それが定められた。
その正式な定義は、
1)太陽の周囲を回っている
星であること
2)十分な大きさがあり、
ほぼ球形であること
3)その引力によって
軌道上のほかの天体を
追い出してしまっているもの
という3つの条件を
満たさなけれならない。
◇ では、なぜ「惑星」を
惑(まど)う星と書くのか、
ご存知だろうか?
太陽系の惑星は地球から
非常に近い場所にあり、
それぞれが異なる周期で
太陽の周囲を回っている。
その結果、
惑星は地球から見ると、
夜空に輝く多くの恒星の間を
縫うようにして、
「惑って」いるように見えるのである。
したがって、「まどう星」
つまり「惑星」と
呼ばれようになったのである。
◇ ちなみに、惑星が太陽の周囲を
一周するのにかかる時間を
公転周期という。
この公転周期は、太陽から遠いほど
遅くなるという法則があり、
地球がおよそ365日であるのに対し、
火星は 687日、木星は 11.86年、
土星はなんと 29.46年 だ。
知らないことばかり。
今日も大変勉強になった。
今日一日の人生を大切に!