◇ 6月5日は、
二十四節気の「芒種」
二十四節気は中国から伝わった、
一年を太陽の動きに合わせて
二十四の気に分けた暦のこと。
日本においては今でも、
立春、春分、夏至など、
季節を表す言葉として用いられている。
二十四節気で夏を表す言葉は、
夏の始まりの「立夏」
収穫期の早い作物が育ってくる「小満」
種まきの時期の「芒種」
「夏至」「小暑」「大暑」になる。
◇「芒種」とは、
「芒(のぎ)」を持つ植物の
種をまく時期をいう。
「芒」とは米や麦などの
イネ科の植物の穂の先にある
トゲのような突起物のこと。
田植えはこの頃から始まり、
天候は梅雨めいてくる。
◇ 二十四節気以外に、
季節の移り変わりの目安となる
日の総称として日本では、
「節分」、「八十八夜」、「入梅」、
「土用」、「彼岸」などの
雑節という暦が生まれた。
先人は、気象の変化などを
繊細に感じ取って、
季節の移ろいを言葉に表していた。
季節の言葉に親しみつつ、
自然の恵みに感謝したい。
今日一日の人生を大切に!