働く者が自分の組織よりも
長生きするようになった。
30年以上繁栄する企業は
少ないというのに、
そこに働く者の労働寿命が
50年に及ぶようになった。
人類史上初めてのこととして、
組織よりも人のほうが
長生きするようになった。
その結果、
人は自らの一生をマネージメント
しなければならなくなった。
ピーター・ドラッカーの著書
「プロフェッショナルの原点」より
◇ 一人ひとりの人間に、
これほどまでの主体性と責任が
求められるような時代になるとは
誰も思わなかった。
しかしドラッカーは30年も前に
そんな時代がくることを予見していた。
会社組織だけに
頼る時代ではない
自分の仕事を確保するのは、
「自己責任という時代」
になってきている。
◇ ここで重要になるのは、
社外に出ても、どの会社にいっても
通用する「再現性のある実績」の
有無なのだ。
つまり、自分の知識、キャリアを自在に
生かすことができるかどうか
ということになる。
組織が少しでも
生き残ろうするならば、
「自らが変革機関と
ならなければならない」
とドラッカーは言う。
新しい制度、新しい理念、
新たなイデオロギー、新たな問題
これらを生み出すことができない組織は、
これからは生き延びることはできない。
変化を脅威ではなく
チャンスとして捉えることが必要だ。
<今日の名言>
コニュニケーションで一番大切なことは、
相手が口にしていない言葉を
聞き分ける力である。
ピーター・ドラッガー
*コミュニケーションとは
会話力ではなく洞察力を鍛えること。
今日一日の人生を大切に!